老後に介護や医療にかかる費用はいくら?安く抑える方法を全公開!

お金のはなし

今、世間では「老後2000万円問題」が話題となっていますが、本当に老後に2000万円が必要となるのでしょうか?

本当に老後に2000万円が必要だとすれば、節約生活をしなければいけなくなりますが、老後2000万円問題に対してどのように節約をすればよいのでしょうか?

普段の生活に必要な出費を抑えることも大切ですが、老後に必ず必要となる「医療費」や「介護費用」で

また、老後に必要な介護や医療を受けるためにはいくらぐらいかかるものなのでしょうか?

また、介護や医療費かかる費用を安く抑える方法についてもご紹介をいたします。

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老後に2000万円が必要?

総務省が夫が65歳以上で妻が60歳以上の無職の夫婦に対して行った家計調査によって出された結果、毎月の年金などの収入が約21万円。

生活費や医療費などの支出は約26万円となっています。

その内訳は
食 費……約6万5千円
通信費……約8千円(携帯電話/インターネットなど)
新聞代……約3千円(1紙 朝刊のみ)
水道光熱費……約2万円
交際費……約3万円(冠婚葬祭 食事会など)
医療費……約1万5千円
交通費……約1万7千円(マイカー維持費)
被服費・娯楽費・税金……約10万円 

となっています。被服、娯楽費が高いような気がしないではないですが・・・

そこで、収入から支出を引いたところ、毎月約5万円の赤字が出るとのことです。

毎月5万円が赤字ということは、年間で60万円の赤字。

人生100年とした場合、残りの人生35年として約2000万円を超す金額が必要となるというものです。

この報告に対して、麻生太郎金融担当大臣は

「人生設計を考える時に、100まで生きる前提で退職金(をどう使うか)って計算してみたことある? ふつうの人、俺はないと思うね。自分なりにいろんなことを考えないとダメだ」

と酷評をしていますが、本当に2000万円が必要なのでしょうか?

入院するといくら必要?

年を重ねるとともに病気のリスクは高まっていきます。

持病や転倒による骨折、また、誤嚥性肺炎や尿路感染など病院に入院するリスクが高くなってきます。

そこで気になるのが入院費です。

入院した時にいったいいくらぐらいかかるのでしょうか?

また、入院費を安くするための制度とは?

気になりましたので調べてみました。

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入院費の上限額が決まる制度

入院が決まったら、健康保険に加え「限度額適用認定証」という、証明証をご自分がお住いの役所で発行してもらいましょう。

この限度額適用認定証というものがあると、収入に応じて医療費の上限が決まります。

この限度額適用認定証があると、たとえば70歳で年金額が月額15万円の高齢者が入院をした場合、入院でかかる医療費の上限は57,600円となります。

医療費の限度額は国民健康保険や後期高齢者医療保険など、ご自身が加入をしている保険の種類や収入によって異なります。

もし、この「限度額適用認定証」がなかった場合でも医療費の上限金額は同じです。

しかし、その場合、一旦、病院でかかった医療費を支払って、その後に役所で支払いすぎた分を返還してもらう「償還払い」という手続きをする必要があります。

結果的に同じ負担金額となりますが、「限度額適用認定証」がないと一旦、多額の医療費を支払わないといけない上に役所で面倒な手続きをする必要が出てきます。

事前に「限度額適用認定証」を発行してもらっていれば、そんな面倒な手続きをする必要もなく上限金額の医療費を支払えば済みます。

入院が決まったら、すぐに限度額適用認定証の申請に行きましょう。申請の窓口も加入している保険の種類によって違いますので、事前に確認をしておいたほうが良いかもしれません。

入院費はいくらかかる?

限度額適用認定証の適用があった場合、先ほどの70歳の年金額が月額15万円のケースでは、医療費の限度額が57,600円でした。

これに食事代、一食460円を足したものが最低限の入院費となります。

(医療費)57,600円+(食事代)460円×3回×30日=99,000円

ひと月あたり約99,000円の入院費が最低でもかかることになります。

これに病衣代やテレビ代などを加えると10万円~11万円ほどかかることになります。

そのため、生命保険の医療保険で最低一日3000円の補償があるプランに加入をしておくとひと月あたり90,000円の補償が受けられますので、ずいぶん負担を減らすことができると思いますので、保険料と補償額を考えて加入をすることが必要です。

いくらあれば介護施設で生活できる?

入院した時の費用についてみてきましたが、老後の生活を老人ホームで生活をするとした場合、いくらぐらいかかるものなのでしょうか?

介護施設の場合、施設の種類によって料金が異なりますが、ここでは特別養護老人ホームの場合で考えてみたいと思います。

特別養護老人ホームは、原則、要介護3以上の介護が必要な高齢者が入所をして必要な介護を受けながら生活を送る施設となっています。

この施設に入った場合の施設の利用料っていくらぐらいかかるのでしょうか?

また、入院費と同じように上限額を決めることができる制度などはあるのでしょうか?

こちらも気になりましたので調べてみました。

介護費用などの上限が決まる制度

まずは、介護保険の「負担限度額認定証」というものを役所で申請をしましょう。

例えば、70歳で年金額が月額15万円で預金額が500万円の高齢者が特別養護老人ホームに入所をした場合、食事代が一日650円、部屋代としてかかる居住費が個室の場合で一日1,310円になります。
この「負担限度額認定証」は収入や貯蓄額などによって対象となる人や利用する施設に制限がありますので、事前にお住いの介護保険の担当窓口で確認をしてください。

また、「高額介護サービス費」の支給の手続きを役所でしておくことをお勧めします。

この申請をしておくことにより、前述の70歳で年金額が月額15万円の高齢者の場合、ひと月あたりの介護費用の上限額が44,400円となります。
ただし、この制度の場合、一旦介護費用を支払ったのちに上限額と越えた金額の返金があるというものですので、お気を付けください。

特別養護老人ホームでの介護費用はいくら?

先ほどの70歳で年金額が月額15万円で要介護3の高齢者の場合でみてみます。

特別養護老人ホームには大きく分けてユニット型個室と従来型多床室という大部屋がありますのでそれぞれの場合でみてみましょう。

【ユニット型の場合】約86,000円
(介護費用)約26,000円+(居住費)約40,000円+(食費)約20,000円

【従来型多床室の場合】約58,000円
(介護費用)約26,000円+(居住費)約12,000円+(食費)約20,000円

となります。お部屋のタイプによって料金が異なりますので、実際に見学に行ってみて、料金と住みやすさとを比較して検討をすることお勧めします。

まとめ

老後に避けては通れない、どうしてもかかってしまう医療費や介護費用がいくらかかるのかについて調べてみました。

調べてみますと医療費にしても介護費用にしても、かなりの費用がかかるのではないかと思っていましたが、そこは必要不可欠な費用ですので、ちゃんと上限金額を定める制度があることがわかり、安心しました。

お金のことが心配でちゃんとした治療が受けれなかったり、必要な介護サービスを利用できない社会では困りますもんね。

とはいえ、やはりいくらかの貯えがないと不安ですので、老後に向けて少しずつでも貯えておくほうがよいようですね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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