アルテ2巻9話「義憤」のあらすじと感想!ダーチャが変わったきっかけは?

アルテ2巻9話「義憤」のあらすじと感想!ダーチャが変わったきっかけは?

アルテの2巻9話からのあらすじと感想です。

今回のお話で登場するのは下層民の少女ダーチャ。

彼女は自分と違い、親が持参金を用意してくれる金持ちの娘たちに義憤を感じてました。

そして、今や町で噂となっているのアルテを見て、ますます義憤を感じます。

ところが、そんなダーチャでしたが、義憤を乗り越え変わります。

激しい義憤を持っていたダーチャが変わったきっかけとは何だったのでしょうか?

スポンサーリンク

アルテ2巻9話「義憤」のあらすじ

9話のタイトルは「義憤」。

今回の主人公は下層民の少女ダーチャ。

場面は、女性でも教会に入れるミサの日のこと。

ここには、いろんな身分の女性が集まります。

貴族の娘、商人の娘、役人の娘、職人の娘と、出自も生活もバラバラな女性たちが集まります。

彼女たちを見て、ダーチャは義憤を覚えます。

自分で稼いだことのないきれいな手は、その対象です。

自分とは大違い……

そんな中、今では町でも噂のアルテという女性を見ると、ダーチャは義憤以上のものを痛感します。

楽できる環境を捨ててまで、工房で働くアルテをダーチャは認められなかったのです。

ダーチャが働くのは、裁縫を仕事とする職場です。

朝から働き手の女性たちが集まり、わいわいがやがやと騒ぎながら仕事をしていきます。

その中でダーチャは黙々と仕事をこなし、誰かと話すこともしません。

付き合いが悪いと、周りの女性たちからもっぱら評判ですが、ダーチャにしてみればここは働くところで談笑する場所ではない。

ダーチャを変えた原因とは?

10歳のダーチャは、かつて父親から言われました。

持参金は自分で稼ぎなさい。

それまでの面倒は見てやるから、と。

冷たく言われた言葉が、ダーチャを変えてしまったのです。

貴族や商人なら、持参金は親が出してくれるもの。

でも、自分みたいな貧乏人にはそんなものがなかったのです。

だからこそ、日々、ダーチャの中で義憤が募ります。

きゃっきゃとはしゃぎながら仕事する仕事仲間が、ダーチャには理解できません。

何しに来ているんだろう?

何も考えていないのかな?

その時、仕事仲間の女性が外を指差します。

噂のアルテが歩いていたのです。

ダーチャは、アルテを見ると不公平だと考えます。

生まれの良し悪しで何もかも、自分の将来も待遇が変わるのかが理解できなかったのです。

今まで稼いだお金は微々たるもので、とても持参金とは言えない。

アルテにあたるダーチャ!

道端で膝をつくダーチャに、アルテは話しかけます。

心配するアルテをよそに、ダーチャは混乱します。

最近、貯金のためにろくに食べていなくて、仕事場からの帰りに具合が悪くなって、そしたらこの娘に話しかけられて……

心配するアルテは再度話しかけます。

負けるものかと、ダーチャは空回りの元気で立ち上がるも、すぐに倒れてしまいます。

ダーチャの手を取るアルテ。

ダーチャは気づきます。

アルテの手が柔らかくてきれいな手で、傷だらけの自分の手とは大違いのことに。

とたんに、ダーチャは恥ずかしくなって、恥ずかしさを隠すようにアルテに怒鳴ります。

そしてダーチャは財布を落としたことに気づかずに、その場を立ち去ります。

その後の仕事場で、輪をかけてくらいダーチャ。

何もあんなこと言わなくても……

アルテに対してぶつけた怒りが、いかに幼稚だったかを知るダーチャ。

立ち上がったダーチャ!

そこへ、仕事場の頭が新しい仕事を持ってきますが、またお給料が減るそうです。

非難ごうごうの女性たち。

ついにダーチャの義憤が爆発しました。

縫っていた肌着を壁にぶち当て、ダーチャは頭の男に怒鳴りつけます。

もっと女性にも仕事を回せ、と。

その声に、女性たちは賛同し立ち上がりますが、頭の男は納品書を投げ捨てて逃げてしまいます。

ここで問題が起きます。

誰も字の読み書きができず、納品書を読めないのです。

このままでは仕事ができない。

そこへやってきたのが、アルテです。

アルテはダーチャに財布を届けて、ついでに納品書も読みます。

納品書の仕事量は、これまでにもない大量の仕事量でした。

動揺する女性たちに、アルテは手伝いを申し出て、このまま黙っていても何も変わらないと言います。

やる気を出す女性たちは、一気に仕事にとりかかります。

ダーチャは仕事の中で、アルテに謝ろうとすると、先にアルテが謝ってきました。

手をじろじろ見てしまったことについてです。

しかし、アルテはそういう手がいいと評価しました。

そして、仕事は無事全て納品し終えて、女性たちはいい笑顔で帰っていきます。

ダーチャのその後……

ダーチャの中の義憤も、少し変わりました。

彼女は仕事がない日にアルテを訪ね、読み書きを教えてとお願いしました。

ダーチャの中で、何かが変わり始めたのです。

アルテ2巻9話「義憤」の見どころ

今回の見どころは、ダーチャが義憤を爆発させて立ち上がったところです。

当時の女性は権利がなく、とても弱い存在でした。

しかし、そんな中でも立ち上がったダーチャの気迫は凄まじく、仕事場の頭の男が逃げ出すほどです。

女性が立ち上がり、主張するのが一般的ではないこの時代。

ダーチャの行動は称賛に値します。

最後に、ダーチャはアルテと友人の中になるシーンがあります。

アルテが、

「(ダーチャの)そういう手に憧れる」

と言ったので、ダーチャの中の価値観も変わったのです。

スポンサーリンク

アルテ2巻9話「義憤」の感想

今回の話は、とても清々しい一面を持つ一方、女性の危うい立場という一面が露見しました。

この時代は、女性に権利なんてものはなく、男に従うしかなかったのです。

それでも、ダーチャは立ち上がった。

たとえ、感情に任せたものでも自分の足で立ち上がったんです。

頭の男に怒鳴りつけるシーンも圧巻でした。

今後も、アルテと関わる女性たちが、アルテを見て何か感じ、行動するのかなと思うと、わくわくが止まりませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました