「ビースターズ」ロクメの登場で犯人探しに乗り出すレゴシ?7巻各話のネタバレ!

「ビースターズ」ロクメの登場で犯人探しに乗り出すレゴシ?7巻各話のネタバレ!

 

さて、前回「ビースターズ」6巻でハルに思いを告げ、強くなると誓ったレゴシ。

今巻では、とうとうテムの食殺事件の犯人に迫ってきました!

新キャラ「ロクメ」の登場により、レゴシは改めて犯人捜しを開始します。

テムが肉食獣と交流していたのは演劇部の中だけでした。

風化しつつあった食殺事件に踏み込むレゴシと抵抗がある演劇部員。投下される爆弾。

 

ロクメの助言を受けレゴシは無事に犯人を見つけることができるのでしょうか?

犯人を見つけたあとは「青獣ビースター」の道へと進むのでしょうか?

さて、7巻のネタバレ、まとめていきましょう!

 

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ビースターズ第53話「強鼠なので猫を噛む」

 

場面は極秘の全生物評議会から。話題はチェリートン学園のビースター候補について。

青獣ビースターは全国の大きな学園から各校1匹ずつを選ばれ、卒業後 訓練に励みます。

 

さらにその中から世界を牽引する壮獣ビースターが選ばれるのですが、これまで多くの壮獣ビースターを輩出しているチェリートン学園から、もう5年も青獣ビースターが現れていないのは異常事態だと言い放つネズミの議長。

 

「生徒たちの青春というものは…ものすごく過酷


「ヒーローは探すものではなく生まれるもののはず」

 

と生徒たちの学園生活を守ろうとした学園長ですが、食殺事件にまで責めは及びます。

議会の最終決定は事件の犯人を突き止めた生徒をチェリートン学園のビースターに選出する、というものでした。

 

場面は変わり、鼻歌を歌いながら学園を歩く犯人と思しき生徒。

その生徒と自然に話すレゴシの「何笑っているの?」というセリフで話は終わります。

 

ビースターズ第54話「細い煙に耳澄ませ」

 

久しぶりに平穏な学校生活を送るレゴシ。

ぐるぐる考えているうちに
「俺の”強く生きる”って結局”今まで通り地味に生きる”って意味なんじゃ…!?」
とゴミ捨て場で人生のテーマを見つけます。

 

太陽の光をキラキラと浴び開眼するのも束の間、ここ数日続く、見えない何者かが出すカラカラという音が気にかかります。

ルームメイトのいる居室でも、壁のほうから視線を感じ、パンチを繰り出しました。

空振って壁を壊し、なお平然とするレゴシと茫然とするルームメイトたち。

レゴシは気にせず、工具と ついでに洗濯物を取りに行きます。

一人洗濯室へ向かったレゴシは、謎の視線に向かって
「せっかく2匹きりになれたし、もう名乗りを上げてくれないか」と声をかけます。


天井からどちゃっと落ちて姿を現したのはガラガラヘビでした。

6つの目(の模様)を持つ自分に知らないことはなく、

 

「この学園で最もヤバくてサイコーな男であるレゴシ」

 

に今更平和な学園生活を送ることなどできない、と告げるのでした。

 

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ビースターズ第55話「イブはリンゴを食べたから」

 

姿を現したガラガラヘビは警備員でロクメという名前。

 

ロクメは、レゴシほどの青年は身を潜めるのは、社会にとってもレゴシ自身にとっても宝の持ち腐れであり、今一度学園のために動いてほしいと言います。

 

テムが見つかった事件現場に場所を移した二人は、ルイが置いていったと見られる新しい花束を見つけます。

 

ロクメは警備員でありながら事件の犯人を突き止められなかったことと、ヘビである自分の力不足を悔やんでいました。

 

レゴシには生まれながらの強者としての責任がある、不本意だろうけども犯人を捜して欲しいと思いを伝えます。

 

以前ルイ先輩に言われた、自分の強さに「責任を持て」という言葉を思い出したレゴシは決意を固めました。

 

ビースターズ第56話「救世主の誘惑」

 

順調に裏市をまとめ上げていくルイですが、身体が肉も酒もタバコも受けつけず、栄養ドリンクで何とか凌いでいる状態でした。

 


ルイの様子を察した舎弟のイブキは、宴を抜け出してルイにコンビニで買ったサラダを差し出します。

 

所詮、草食獣だとバカにしていると憤るルイですが、シシ組や裏市にとって重要な存在になってきているルイに死なれては困るんだと、イブキは心から心配しているようです。


そんな中、シシ組に一人の若いオオカミが訪ねてきます。

 

触ったら噛む、とにかく会わせてくれと必死に強がるジュノでした。

 

ビースターズ第57話「ただ心臓が寄り添った」

 

街角で二人で話すジュノとルイ。

 

なぜルイが犠牲にならなければいけないのかと問うジュノに、ルイは道徳と正義の象徴を担うのがシカである自分の役目だったが、嘘と弱さにまみれて頂点に立つ意味を見出せなくなった、と告げます。

 

反論しようとするジュノに、なんだかいい女になったが失恋でもしたのかと話を反らすルイ。

 

完全にはしてない!と返しつつも、ジュノは以前より穏やかで綺麗になったルイの姿に納得がいきません。

 

場面は変わり、シシ組のボスの部屋には若いライオンとイブキの2人。

 

若ライオンがあのガキを行かせて良かったのかと問い、イブキは彼はバカな真似はしないと返します。

 

若ライオンは、あのガキのおかげでビジネスは波に乗っているがシシ組が安定したら用済み、最期はどう料理してやろうかと笑い話にします。

 

そんな彼を壁に押さえ付け、”ガキ”じゃなく”ボス”と呼べとイブキは凄むのでした。

 

場面は再び変わり、ルイはジュノに「少しは踊れるようになったのか」と二人でダンスの練習をします。

 

踊りを途中で止め、涙ながらに

「先輩は納得しているふりをしているだけ」

「生きる道を決めるのは社会じゃなく自分」

私は自分で選択し続ける、先輩は偉くなった私を見て後悔する、と告げながら去っていくジュノ。

ルイは微笑みながら「子供みたいに泣いても、お前はもう十分偉いよ」と呟き、歩いて行くのでした。

 

ビースターズ第58話「ブラックコーヒーにミルク垂れた」

 

ロクメと話すレゴシ。

 

食殺事件の犯人捜しをするのはいいが、何か情報を持ってはいないのかというレゴシでしたが、中途半端な情報であらぬ容疑者を立ててほしくないと返すロクメ。

 

貴方なら突きとめられるはず、ヒントは貴方の中にある、と言います。

 

犯人捜しのため、演劇部の更衣室で「にく」「テムが肉食獣と交流していたのは演劇部の中だけ」と不穏な言葉をつぶやくレゴシをビルが諫めます。

 

荒れに荒れた空気の中、マイペースな新入部員のドールビッグホーン・ピナが入室しその場は収まりました。

 

しかし、ミーティングでのピナの歯に衣着せぬ発言に肉食獣のヘイトが集まってしまいます。

 

結果として団結が固まる肉食獣チームと、ままならない状況に思わず唸ってしまうレゴシでした。

 

ビースターズ第59話「信徒の生き甲斐」

 

校舎の屋上でピナの態度に憤るビル。

 

日が沈んでからの屋上は肉食獣たちのたまり場になっていました。

 

レゴシが珍しく顔を出した理由は自分たちの中に犯人がいると思っているんだろう、という演劇部員。

 

容疑者なのは自分も同じ、草食の部員と相互理解を深めて…とごにょごにょいうレゴシにビルが切れます。

 

俺たちが聞きたいのは泊まった日のこと、「大型肉食獣とウサギはできるのか」ということだというビル。

 

濁った目になるレゴシの姿を見てあきれ返るビルに、今度はレゴシが切れます。

 

「あの夜の思い出は俺にとって、一生童貞でも生きていけるほどの力の源なんだ」と宣います。

すると猛禽類のアオバが「お前の恋愛は、もはや”信仰”じゃないか」と問うのでした。

 

その言葉に思うところがあったレゴシは衝動的にハルを呼び出しますが、ハルとキスをする雰囲気になったときにさえ「今でもルイが好きか?」と聞いてしまいます。

 

自分の指針は”ハルを守る””自分の心は草食獣と共にある””俺の恋はハルへの祈り”だと実感し、アオバの言葉を反芻するレゴシ。

 

悶々としているレゴシの背後には、巨大で不穏な影が迫っているのでした。

 

ビースターズ第60話「博愛主義のディープワールド」

 

テムとの会話を思い返すレゴシを、背後から襲う巨大な影。

 

うつ伏せに倒され、風邪で鼻が詰まったレゴシには正体を嗅ぎ分けることが出来ません。

目隠し・手枷をされ壁に叩きつけられるレゴシですが、「俺は生きる限り食殺を阻止し続けるぞ」と宣戦布告します。

 

相手の口に飛びつき、味覚触覚で相手の正体を探ります。

歯列・肉の味・唾液をしっかり覚え、今後の犯人捜しに生かそうと懸命になりますが、「こんなことなら、さっきハルとキスしておくんだった」と後悔するのでした。

 

ビースターズ第61話「月だ君は蛾になる」

 

居室でくつろぐジャックに、レゴシから電話が入りました。

 

ピィーとか細い鼻息が電話の向こうから聞こえてくるばかりですが、これは鼻が調子悪いときの鼻息でティッシュを求めている、と慣れた様子のジャック。

 

嗅ぎなれた匂いに血の匂いが混じっていると不安に駆られたジャックは、校舎裏で倒れているレゴシを見つけます。

手当もしないまま しばらく学校を休むと先生に伝えてくれ と告げ、立ち去ろうとするレゴシに、「強くなればなるほど不幸になっていくお前を見ていられない」と泣くジャック。

 

「俺の強さは幸せになるためにあるんじゃない」と告げるレゴシ。

 

パンダのゴウヒンに助言を貰うため裏市に来たレゴシでしたが、助言が欲しいのではなく心の拠り所を求めているだけだと気づきます。

 

自分の弱さに戸惑うも、本当の獣の強さを学びたいと、ゴウヒンに頭を下げるレゴシでした。

 

ビースターズ7巻のまとめと感想

 

新キャラの活躍が目立った今巻。

衝撃的な登場をしたロクメ。

学園内では表面上 過去のことになりつつある食殺事件について、深い思いを持つキャラはレゴシ・ルイについで3人目ですね。

彼の存在で食殺事件は大きく前へ進むのではないでしょうか。

新入部員・ピナのうざさも、衝撃的でした。

下手をすればビルが第2の食殺事件を起こしてしまうのではと思うほどの振る舞い。

傍若無人な草食獣も、これまでいないキャラクターでしたね。

また、前巻まではレゴシはジュノとハルどちらとくっつくのか?という雰囲気でしたが、ここにきてジュノとルイ先輩ルートが見えてきました。

かと言って レゴシのハルへの想いは次元を一つ越えた感もあり、この四角関係はどう着地するのか、目が離せません。

 

どんどん犯人に迫っていくビースターズ8巻!

次巻はどうなる?!

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