いよいよ、鬼滅の刃も終盤を迎え炭治郎が復活し、無惨との決戦に臨みます。
先祖の回想シーンの中で炭治郎は日の呼吸ことヒノカミ神楽が伝承されてきた経緯について知ります。
鬼滅の刃も大詰めを迎えようとしていますが、炭治郎が復活し、たどり着いた無惨を倒すためのヒノカミ神楽の13の型の秘密についてご紹介をいたします。
日の呼吸は「ヒノカミ神楽」
ちょっとおさらいです。
始まりの呼吸である日の呼吸は、炭治郎の先祖である「炭吉」によって「ヒノカミ神楽」として、縁壱の耳飾りとともに竈門家に伝承されていたものです。
しかし、日の呼吸である「ヒノカミ神楽」は、縁壱が炭吉に一つ一つの型を手とり足取り教えたわけではありませんでした。
見て覚えた炭吉がスゴイ!
炭吉の妻である「すやこ」が縁壱に技を見たい!とねだると縁壱は嫌がることなく日の呼吸の型を炭吉とすやこに見せてくれました。
炭吉は、縁壱が見せてくれる日の呼吸の一挙手一投足のすべてを目に焼き付けて日の呼吸の型を覚えていたのです。
さまざまな武道、剣道や柔道、弓道や空手などの言わる「型」を持つ武道の場合、自分が実際に身体を動かすのではなく熟練者が実際に行う「型」を見て覚える「見とり稽古」というものがあります。
武道の世界では「見とり稽古」が優れているものが上達が早いとも言われていますが、炭吉は日の呼吸の型を見て覚えることができた「見とり稽古」の達人だったとも言えます。
日の呼吸を使う縁壱もすごいのですが、日の呼吸の型を見て覚えた炭吉がスゴイですね!
日の呼吸は美しい!
縁壱が炭吉とすやこにみせていた「日の呼吸」の型はとても美しい型だったそうです。
あまりにも美しく、武術の枠を越え「舞」として受け継がれたのもわかるような気がします。
もちろん「日の呼吸」の存在を無惨から隠すためという目的もあったのかもしれません。
しかし、縁壱が炭吉達に見せた「日の呼吸」の型の美しさがゆえに「武術」ではなく「芸術」として受け継いでいくために「ヒノカミ神楽」として伝承されたようです。
そして、一晩中「ヒノカミ神楽」を舞っていたのにも理由があったようです。
ヒノカミ神楽13の型の秘密とは?
日の呼吸13の型とは、すでに伝わっている12個の型を繰り返すことで、12個の型が円となり13の型としてできあがるというのです。
炭治郎は無惨と対峙する中で日の呼吸13の型の秘密に気が付きますが、その過程を追ってみましょう。
ヒノカミ神楽の12個の型
ヒノカミ神楽に隠されていた12個の日の呼吸の型は以下のとおりです。
- 円舞(えんぶ)
- 碧羅の天(へきらのてん)
- 列日紅鏡(れつじつこうきょう)
- 幻日虹(げんにちこう)
- 火車(かしゃ)
- 灼骨炎陽(しゃくこつえんよう)
- 陽華突(ようかとつ)
- 飛輪陽炎(ひりんかげろう)
- 斜陽転身(しゃようてんしん)
- 輝輝恩光(ききおんこう)
- 日暈の龍(にちうんのりゅう)
- 頭舞い炎舞(かぶらまいえんぶ)
以上の12の型となります。
名前を覚えるだけでも大変なのに「日の呼吸」の呼吸法と型を見て覚えた炭吉のすごさに本当に頭が下がります。
これらの日の呼吸の12の型のほかに13の型があると炭治郎は知っていましたが、新たな13番目の型をどうやって知ればいいのかわからないままでした。
ヒノカミ神楽と日の呼吸
日の呼吸に13の型があることは炭吉には伝えられていなかったため、ヒノカミ神楽は12個の型で構成されていました。
竈門家とは別に「日の呼吸」が「日→火→炎」として伝わった「炎柱」には十三ノ型があることが伝えられていたようでした。
炭吉が13の型があることを知っていたのかどうかはわかりませんが、12の型を一晩中舞うことに意味があることを伝えていたようですので、もしかしたら炭吉は13の型があることを知っていたのかもしれませんね。
ヒノカミ神楽13の型の秘密を解くカギ
炭治郎は無惨と対峙するなかで「日の呼吸」に13番目の型の秘密に気が付きます。
その秘密を解くにはいくつかのヒントがあったようです。
同じ名前の技があること
ヒノカミ神楽の中には、円舞(えんぶ)という型と頭舞い炎舞(かぶらまいえんぶ)という「炎舞」と「円舞」、同じく「えんぶ」という同じ呼び名の技があります。
同じ音の呼び名を付けている技、炎舞と円舞。
炎舞と円舞をつなぐことで12の型が輪となることで一つの型となるのではないかと考えたのです。
夜明けまで続くヒノカミ神楽
ヒノカミ神楽は一晩中続きます。
ヒノカミ神楽を一晩中舞うということは、日の呼吸の12個の型を一晩中、休むことなく技を出し続けることになりますので、体力的にも精神的にもかなりきついことだと思います。
しかし、炭治郎の父親が幼い炭治郎に対して「正しい呼吸ができれば炭治郎もずっと舞える」と伝えていました。
正しい呼吸とは全集中の呼吸と思われますが、一晩中にわたり日の呼吸の技を出し続けなければいけないのには秘密があったようです。
無惨の体の造り
炭治郎は「透き通る世界」で無惨の体の造りを知ってしまいます。
岩柱の悲鳴嶼も透き通る世界で無惨の脳と心臓が12個あり、常に移動していることを知り、全員で協力して心臓を一斉に切らないといけないと気づきましたが、そのときにはほぼ全員の柱が無惨によって戦闘不能となっていました。
無惨の脳と心臓が12個あること・・・
このことが日の呼吸の十三番目の型の秘密を紐解く最大のヒントでした。
炭治郎が気づいた13の型の秘密
炭治郎は、無惨の心臓が12個あること、ヒノカミ神楽が夜明けまで回れていたこと、そして「炎舞」と「円舞」という同じ音の技。
これらのヒントを無惨を倒すための考えに置き換えを行いました。
そして、「炎舞」と「円舞」つまり日の呼吸の12の型を一つのサイクルとして円とすることが十三番目の型となること。
そして、日の呼吸13のの型で延々とヒノカミ神楽と同じく夜明けまで続けて13の型を出し続けること。
さらに、13の型で無惨の脳と心臓を夜明けまで延々と切り続けることで無惨を倒せるのではと考えたようです。
ヒノカミ神楽13の型のまとめ
一晩中、休むことなく日の13の型、つまり、日の呼吸の12の型のすべてを出し続けるって、命がけの所業になってしまいます。
ヒノカミ神楽を夜明けまで舞うだけでも大変な気力と体力が必要なのに、無惨の攻撃をよけながら、しかも全力で日の呼吸の技を休むことなく出し続けなければいけない炭治郎。
炭治郎は無惨を倒すことができるのでしょうか?
でも、ここで炭治郎が無惨を倒しておかないともう無惨を倒すチャンスはこの先はないかもしれません。
炭治郎はまだ結婚もしていませんし子供もいませんので、日の呼吸を後世に伝えることができていないのです。
もし、大正時代に炭治郎が無惨に倒されてしまったら、この先、昭和、平成、令和と無惨や鬼を倒すことができない世界になってしまうかもしれません。
そんなことになったら、困りますので、なんとか炭治郎には頑張ってもらいたいと思います。
ところで、アニメ1期の19話「ヒノカミ」にヒノカミ神楽の舞いが出ているシーンがあります。
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