薬屋のひとりごと1巻各話のネタバレ!後宮の謎解きミステリー開幕!

2019年「次にくるマンガ大賞」コミックス部門1位を受賞した薬屋のひとりごと!

小説投稿サイト「小説家になろう」で人気となり、単行本として発売されました。

その後「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)と月刊サンデーGX(小学館)の月刊誌2誌でコミカライズ版が連載されており、シリーズ累計発行部数は130万部を突破している大人気作となっています。

今回は「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載中であり最新刊の5巻まで発売中の原作・日向夏、作画・ねこクラゲ、構成・七緒一綺版の薬屋のひとりごと1巻を読んでみた感想を綴っていきたいと思います!

 

花街の薬師として働く少女「猫猫(マオマオ)」は薬草採取に出かけた森で人さらいに誘拐され、後宮に下女として売られてしまいました

年季が明けるまでは目立たないように勤めるつもりでしたが、皇子の衰弱事件の謎に気付き、上級妃たちへ忠告の文を出します。

それが美形の宦官である「壬氏(ジンシ)」の目に留まり、以後 様々な事件の解決を手伝わされることとなります。

王宮内に巻き起こる事件の謎を薬学の専門知識で解くファンタジーミステリーです。

次々と事件を解決していく猫猫を気に入る壬氏、正体は何者なのでしょうか?

物語を紐解きながら考えていきたいと思います。

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薬屋のひとりごと1巻第1話「後宮の呪い」

舞台ははるか昔の中国を思わせる国の後宮。

花街の薬師として働く17歳の少女・猫猫は薬草採取に出かけた森で人さらいに誘拐され、後宮に下女として売られてから3カ月が経っていました。

年季が明けるまで大人しくしようとしていた猫猫でしたが、ある日 噂話を耳にします。

後の世継ぎとなる帝の子はこれまで3人生まれましたが、揃って生まれて間もなく亡くなっており、今生きている2人の子も体調を崩していて、呪いではないかという話です。

存命中なのは後宮で一番大きな部屋に住む「梨花妃」の男児「東宮」と、皇帝の一番の寵愛を受けている「玉葉妃」の女児「公主」です。

症状を聞いた猫猫は原因の検討がつきました。

様子を伺ってみようと中央棟に向かうと、梨花妃と玉葉妃が言い争っていました。

梨花妃のげっそりした様子を見て「やはり呪いではない」と確信した猫猫はどうやって忠告をしようかと考えます。

それから1カ月ほどが経ち、猫猫を含めた下女たちが大広間に集められました。

そこにいたのは女と見間違うほどの美形の宦官で「そこのソバカス女、お前は居残りだ」と書いた紙を一同に見せたあと、帰ってよしと命令しました。

猫猫が「なぜバレたのか」と固まっていると、皆は不思議そうに帰って行き、その様を見て「この部屋で文字を読める下女は自分だけだったのか」と罠にかかったことに気づきます。

美形の宦官「壬氏(ジンシ)」は毒づく猫猫を連れて玉葉妃の元を訪れます。

公主を抱いた玉葉妃が猫猫に頭を下げると、猫猫は身分が低い自分に頭を下げるなんてと恐縮し、人違いだとしらばっくれようとします。

壬氏は「おしろいは毒、赤子にふれさすな」と書かれた布を取り出し、これは下女の仕事着を裂いたものだと問い詰めてきます。

猫猫は真相に気づいた日に、二人の妃に匿名の文を送っていたのでした。

観念した猫猫は、高級白粉には鉛が含まれていて自分が育った花街でも同じ症状の妓女がいたこと、元は薬屋だったことを白状し、自分は何をしたらいいかと玉葉妃に問います。

玉葉妃の答えは「今日から私の侍女になってもらう」なのでした。

薬屋のひとりごと 1巻 第2話「狂科学者(マッドサイエンティスト)」

玉葉妃は明るく穏やかだが同時に聡明でかつ用心深く、普段であればどこの馬の骨かも分からない女官を侍女にするような人ではありません。

帝の寵妃という立場は常に人を疑わなければ命がいくつあっても足りないからです。

梨花妃には10人以上の侍女がいるのに対し玉葉妃には4人しかおらず、上級妃としての面目が立たないので、もう一人くらい増やしたいと思っているところでした。

壬氏は、猫猫は「玉葉妃が公主の恩を感じている毒物に詳しいブス」という都合のいい人材だと考えていて、知識を悪用しないように色目を使っておこうと企んでいます。

さて、玉葉妃の翡翠宮に移ってきた猫猫は与えられた個室でヒマを持て余していました。

手伝いをしようとしても他の侍女が同情の目を向けながら断ってくるのを不思議に思っていると、毒見の仕事の時間となりました。

妃の食事は毒を盛られる危険があり、実際に公主懐妊の頃に2回 毒見役が倒れていました。

一人は軽く済みましたが、もう一人は神経をやられて手足が動かなくなってしまい、侍女の同情の目はこの経験からでした。

色目を使っている壬氏を横目に、猫猫は匂いや舌先の痺れに注意しながら食事をとります。

家にいた頃は腕をヘビに咬ませて「狂科学者」と呼ばれながら実験をしていた猫猫は笑顔で仕事をこなしますが、様子を見ていた侍女頭たちは半ばあきれ顔で猫猫の能力を認めます。

事情を聞いた侍女頭は人さらいに猫猫の給金が及ばないように工夫して報奨を与えました。

一方 詳しい事情を知らない他の侍女たちは猫猫の左手の咬まれ傷を見て「親に虐待され後宮に売り飛ばされ、挙句に毒見役となったかわいそうな子」と勘違いしている様子でした。

ヒマでたまらない猫猫は、ある日 壬氏に「武官にもらった肉まん」の味見を頼まれます。

匂いを嗅いだだけで催淫剤入りと見抜いた猫猫に、壬氏は媚薬の調合を頼みました。

調薬のチャンスにテンションが上がった猫猫は「準じるものなら」と了承するのでした。

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薬屋のひとりごと1巻第3話「宮中の天女」

武官に催淫剤を盛られたり妃たちに誘いをかけられる壬氏は、実は帝の試金石でした。

天女を思わせる容姿を持つ壬氏は宮中で妃たちの貞操観念や能力をチェックしており、これまでに梨花妃と玉葉妃の2人を推薦しています。

帝のやり口に呆れつつ、壬氏は新しく手に入ったおもちゃ・猫猫に思いをはせるのでした。

さて、媚薬作りにとりかかった猫猫はカカオ・牛乳・バター・砂糖・ハチミツ・蒸留酒・香草油を使ってチョコレート(巧克力)を作ります。

小さく切った果物にチョコをコーティングしたものを壬氏に渡すことにし、余ったタネはパンに浸して自分用のおやつにすることにしました。

仕込みが終わって洗い物をしている間に事件は起こります。

おやつを盗み食いした侍女たちが、チョコに酔ってあられもない姿で寝こけていました。

激怒した侍女頭を横目に、スカートをめくってチェックする猫猫「大丈夫、未遂です」と報告すると頭をしばかれてしまいます。

効力を目の当たりにした面々は試食しようとする壬氏を必死に止め、猫猫は「天女が頬を染めながら迫ってきたら男女問わずメロメロだ」と思いながらも淡々と用法を伝えました。

散会の際に首にキスをしてきた壬氏を見て猫猫はおやつが1つ減っているのに気づきます。

「被害者が出なければいいけど」と心配する猫猫なのでした。

薬屋のひとりごと1巻 第4話「月下の幽霊」

ここひと月ほど夜な夜な城壁の上で踊る女の霊の噂で宮中はもちきりです。

後宮の医者とお茶をしている猫猫の元に、壬氏が「夢遊病」の治療を依頼してきました。

壬氏の付き人に案内され夜に城壁を調査した猫猫は、城壁の上で舞を踊る「芙蓉妃」の姿を目にしました。

芙蓉妃は「月下の芙蓉」を思わせる美人でお目通りに時に舞踏を失敗して以来部屋にこもりきりで、来月 幼馴染の武官に下賜されることになっています。

以前 妓楼にも夢遊病の妓女がいましたが、身請けのストレスが原因と思い気を鎮める香や薬を処方するも気休めにしかならず、破断になった後 症状は自然に治まりました。

なので力にはなれないと語る猫猫に対し、壬氏はしつこく問い詰めます。

イラついた表情を見せた猫猫に、後日 玉葉妃はこっそりと真相を聞いてきます。

気を悪くするかもと前置きをして、猫猫はもう一人の夢遊病患者について話しました。

その妓女は身請け話が破断になった後 新たに身請け話が持ち上がり、病気持ちということで前の身請けの半分の額で契約が成立しました。

しかしこれは、金が足りない本命の男と一緒になるための詐欺でした。

幼馴染と一緒になりたいけれども後宮に入ることとなった芙蓉妃は、皇帝との夜伽を避け、下賜が決まった後には念を入れて病気のふりをしたのではないかと考えます。

武官への想いを貫く芙蓉妃を少しうらやむ玉葉妃でしたが、猫猫はこの場にいる誰もが幸せな光景に羨望していると感じています。

芙蓉妃の美しさの正体は「恋」だと思った猫猫、恋が女を美しくするのであればそれは一体どんな薬になるだろう、と考えるのでした。

薬屋のひとりごと1巻 まとめと感想

花街生まれ、人さらいに捕まって後宮に売られたという過酷な状況に淡々と応じる猫猫。

主人公なのに「世の中は無知なふりをしていた方が立ち回りやすい」と堂々と思う様には笑ってしまいました。

ひょんなことから後宮の上層に放り込まれた猫猫ですが、与えられた任務の内容からして今後平穏に過ごすことは難しそうです。

毒見役という一線級の危険な位置にいて、無事にいられるのでしょうか。

また、天女のような美形の壬氏の正体とは何なのでしょうか?

若くして帝に妃の選定役を任される彼は高い位の存在なのか?

それとも猫猫の想像通り帝の愛人なのか?

続々と舞いこむ事件を解決していく猫猫と、彼女の「毛虫を見る目」に喜ぶ変態・壬氏!

変態・壬氏=へんたい・じんし ⇒ 変態紳士だ!とアホなことを考える筆者!

次巻はどうなる?!

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