千葉県柏市の特養で看護師免許証偽造で働いていた介護施設はどこでその動機とは?にせものナースの見分け方は?

命を預かる仕事と言えば医師や看護師です。

その命を預かる仕事である看護師を語り無資格で看護師業務を行っていた男が逮捕されました。

通常、看護師の免許をとるためには、長い期間勉強をして、厳しい実習期間を終えて、やっと看護師として働くことができます。

採血や注射をするのは、感染症や神経の損傷など危険をともなっています。

そのため、専門的な教育がひつようなのであり、専門教育を受けていない者がそのような医療行為をするのは許されていません!

看護師を語り、無資格で医療行為を働いた老人介護施設とはどこなのか?

動機や犯行が判明したきっかけとは?

ニセ看護師を見破るためにはどのようにすればよいのか?

気になりましたので調べてみました。

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事件の概要は?

偽造した看護師免許証を使い千葉県柏市の特別養護老人ホーム(特養)で働き注射や採血をしたとして、県警は6日、保健師助産師看護師法違反と偽造有印公そさ文書行使の疑いで、同県鎌ケ谷市、下條康司容疑者(54)を逮捕した。県警によると「採血はしていない」と容疑を一部否認している。

 捜査関係者によると、県警は、下條容疑者が約5年前から偽造免許を使い、複数の病院や特養で看護師や医師と偽り勤務し、独学の医療知識を悪用していたとみて裏付けを進める。

 県警によると「二十数年前にフィリピンの看護学校に通った」とも供述している

犯行の動機は?

下條康司容疑者は、特別養護老人ホームに人材派遣会社を通じて働いていたようです。

取り調べに対して、下條容疑者は

「看護師だと報酬が高いので看護師で就職したかった」

との内容を供述しているとのことです。

確かに同じ介護施設で働くとして、ひと月あたりの給料が千葉県の場合で、

介護職 ⇒ 21万円~25万円(1ヶ月)

看護職 ⇒ 30万円~40万円(1ヶ月)

となっており、最大で倍近い給料の差があります。

もちろん、資格によって丘陵に差が生じることは当然ですが

これにはもうひとつ、人員配置基準が関係しています。

人員配置基準とは、介護施設で最低限いないといけない人数が職種ごとに法律で決められた人数のことで、看護師と介護職とでは、必要な人数の差があるため、給料に差が生じています。

例えば、50名の定員の特別養護老人ホームの場合は

介護職 ⇒ 最低16名

看護師 ⇒ 最低2名

と規定されています。

つまり、職員一人当たりの負担と責任は、看護師のほうが重くなっていると言えます。

下條容疑者が勤めていた施設で介護職と看護職の給料の差がどのくらいはわかりませんが、確かに看護師のほうが給料がよいのは事実のようです。

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犯行がばれたきっかけは?

ところで、今回の看護師資格を偽っていたことが、なぜばれたのでしょうか?

下條容疑者は、看護師資格を持っていると偽って医療行為をしていたようです。

そのため細かな医療知識や医療現場で使う単語や略語を知らなかったのでしょうか?

同僚の看護師が下條容疑者の医療知識があまりないことに不信感を持ったことで、人事罪派遣会社に問い合わせが行き、人材派遣会社が看護師免許証の再確認を下條容疑者に要請したところ、急に連絡が取れなくなったため、警察への通報につながったようです。

医療の世界は日進月歩で、目まぐるしく情報が変わっています。

昔はベッドの頭の上にある酸素吸入器に水が入っていることが常識でしたが、感染のリスクがあることから今は水を入れていません。また、骨折や脳卒中の場合、以前は安静があたりまえでしたが、現在はできるだけ早く離床してリハビリをします。

このように「昔の常識は今の非常識」と言われるほど、ひと昔前の医療現場では当たり前に行われていたことが、現在では禁忌事項になっていることも多いのです。

下條容疑者は20年前にフィリピンで医学知識を学び、あとは独学とのことですが古い知識だったのかもしれません。

また、医学知識だけでなく、看護計画など計画立案の能力も求められますので、独学ならば、そのような計画立案能力にも乏しかったのかもしれません。

いずれにしても、命を預かる仕事の資格を偽ることはとんでもないことです!

特養とはどんな介護施設?

特養とは特別養護老人ホームの略です。

その特養には、介護保険を使って、常に介護が必要な高齢者が入って生活を送っています。

原則として、軽い状態の高齢者は入ることができません。

要介護認定で「要介護3」という中程度以上の介護が必要な高齢者が入所する施設なのです。

つまり、身体が不自由で体力的にも弱っていたり、認知症で痛みの訴えや理解ができない高齢者が生活しているわけです。

つまり、身体の弱っている人が入所している施設とも言えます。

男が働いていた施設はどこ?

身体が弱っていて、健康な人よりもリスクが高い人の看護業務を無資格の人間がしていたのには驚きを隠し得ません。

ところで男が働いていた施設とはどこなのでしょうか?

調べてみました。

報道によりますと、男が働いていた施設は千葉県柏市とありましたので、柏市にある特別養護老人ホームを調べてみましたところ、柏市内だけでも18ヶ所の特別養護老人ホームがありました。

これらの中から男が働いていた施設を特定するにはいたりませんでした。

それにしても、看護師免許の偽造って見抜けないものですかね?

偽造看護師免許を見破る方法についても調べてみたいと思います。

ニセ看護師を見分ける方法とは?

看護師の免許証というのは、まるで賞状のような形をしています。そのため、車の運転免許証のようにいつも持ち歩くわけではないのです。

普段はおうちの引き出しの中などにしっかりとしまっています。

ところで、一言で看護師と言っても以下の4つの種類に分類されます。

  • 看護師(正看護師)
  • 保健師
  • 助産婦
  • 准看護師

このうち、看護師、保健師、助産婦は国家資格です。また、准看護師は都道府県が認める資格となります。

偽造の手口とは

今回の偽造は、他人の免許証の住所、氏名欄を自分の住所と名前に差し替えてコピーをとって人材派遣会社に提出していました。

もとの免許証をどのようにして手に入れたかは不明ですが、巧妙にコピーをとっていたのでしょうね。

まさか偽造の免許証を使うとは人材派遣会社も思わないでしょうから、偽造だったと分かった時にはびっくりしたでしょうね!

それでは、偽造か本物かを見分ける方法について考えてみましょう。

証明者の確認

看護師、保健師、助産婦は国家資格ですので、免許証には厚生労働大臣の名前が載っており、大臣の印鑑が押してあります。

また、准看護師の免許証には同じように都道府県知事の名前と印が押してあります。

まずは免許証の資格の種類と証明者の関係が間違っていないかなどについてを確認する必要があります。

しかし、今回の手口のように本人の情報だけすり替えられるので、証明者の情報が本物なので この確認方法だけでは偽造でないと判断はできないと思われます。

登録事項の証明

保健師等を含む看護師の場合、現役で働いている場合には、保険所や行政の窓口で 「業務従事者届」を提出する義務があります。

このことは「保健師助産師看護師法第33条」に規定されており、2年毎に就業状況を都道府県知事に報告することが義務付けられています。

常勤、非常勤、臨時、パートなど、業務形態に関わらず、提出日の前年12月31日時点で看護師として業務についていた方は提出する必要があります。

そのため、行政機関に登録はするのですが、登録をしているとの証明書が出るものではないため、「業務従事者届」では確認は難しいと思います。

原本の確認

今回の手口はコピーをとって情報をすり替えてだましていました。

採用の時に面倒ではありますが、資格免許証を持参してもらい原本を確認する必要があると思います。

もし、原本を紛失しているとの話であっても再交付が可能ですので、再交付の手続きを取ってもらい、再交付後に提出を求めれば大丈夫です。

原本を偽造していることはないとは思いますが、今まで採用しているかたの看護師免許証を比較をすれば、その真偽はわかるかと思います。

そのため、やっぱり原本の確認に勝るものはないみたいです。

まとめ

偽造免許証で看護業務を行っていた男が逮捕された話について調べてみました。

せちがらい話ではありますが、施設や病院にいる入居者や患者を守るためには、採用する人が正当な資格の持ち主であるかを確認する必要があると思います。

私は看護師ではありませんが、別の分野の国家資格を持っていますが、国家資格を取るためには、それ相応の勉強もしましたし、経験も必要でした。その上で、試験に合格してやっと得た資格です。

簡単にコピーだけで資格を取られては、たまったもんではありません!

特に今回は看護師という命に直結する資格ですので、資格の確認というのは慎重にする必要があるのではないかと思いました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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