リクシル背景にお家騒動?潮田会長パワハラメールの経緯を全文公開!

話題のはなし

ピエール瀧被告の逮捕を受けて、CMが放映中止に追い込まれ、痛手を負っていたLIXIL(リクシル)ですが、今度は会長兼CEOの潮田洋一郎氏の「何様か」とのパワハラメール問題が世間を騒がせています。

潮田会長が部下に対して「(社員としての)分をわきまえなさい。何様か」や「(人事担当役員)に身の振り方を相談しなさい」とパワハラともとれるメールを送ったと問題になっています。

このパワハラメールの背景になにがあったのか?リクシルの経営はどうなっていたのかなどについて深掘りしてみました。

スポンサーリンク

LIXIL(リクシル)はどんな会社?

そもそも、LIXIL(以下、リクシルと表記します)とは、どんな会社なのでしょう?

ピエール瀧被告と山下智久さんが出演していたCMでは、トイレ、お風呂、キッチンなどの機能が紹介されていました。

このことからリクシルとは住宅設備を取り扱う会社であることがわかります。

そこで、リクシルのホームページを調べてみると、トイレやキッチン、ドアや太陽光まで住宅に関する設備の機器の販売、施工などを取り扱っている会社でした。

また、加盟店が全国に560店舗あり、この加盟店がトイレやお風呂、キッチンなどを販売や取り付けなどの施工を担当する仕組みとなっています。

現在は社名がLIXIL(リクシル)となっていますが、INAX(イナックス)やトステム、サンウェーブといった、住宅設備を取り扱う会社を統合する形で2010年に設立し、現在では年間売り上げが1兆円、社員6万人以上を抱える大企業なのです。

社名のLIXILとは、住まいを表すLIVINGと生活のLIFEをかけあわせるという意味で

LivingとLifeのそれぞれ「LI」の部分を切り取り、掛け合わせるという意味で「×」をエックスと表記をし、左右どちらから読んでも同じになるようLI(住まい)X(かける)IL(生活)となったとのことです。

リクシルのお家騒動とは?

2018年10月末に当時CEO(最高経営責任者)を務めていた瀬戸欣哉氏の突然の解任され、リクシルの前身でもあるトステムの創業家である潮田氏がCEOに就任しています。

この突然の解任劇を巡っては、決議の透明性が疑われ西村あさひ法律事務所の平尾 覚弁護士と泰田啓太弁護士による第三者調査が行われていました。

その調査報告と月次報告を合わせてみてみると

  • 潮田氏が業績不振を理由に瀬戸氏の解任を求めた。
  • 同年9月の単月前年同期比はマイナス3%であるが4月から9月期では0%を保っている。
  • 潮田氏が解任を求めた同年10月期は単月前年同期比はプラス6%となっている。
  • 瀬戸氏は潮田氏に呼ばれてCEOに就いたので、潮田氏がCEOになるのなら、自分はCEOを降りると話していた。
  • 瀬戸氏の発言を逆手に取り、潮田氏が「瀬戸さんが言ったように私がもし CEO に復帰するなら あなたは身を退くと仰ったので、今はその時期だ」と瀬戸氏の解任を迫った。
  • CEOの解任については、10 月 26 日の指名委員会に初めて提案されて、その 5 日後の 10 月 31 日の取締 役会で正式に可決されることから短期間で決定されている。
  • 取締役の一人は「創業家である潮田氏が自分で CEO をやると言っている状況 で、それに異を唱えることのできる者はおらず、誰も反対のしようがないという状況で あった」と説明している。
  • 取締役会の中で創業家の潮田氏に対する遠慮があったことが今回の突然の解任劇を後押ししてしまった要因の一つ

など、創業家の潮田氏がかなり強引にCEOの立場に就いた様子がうかがえました。

調査報告書の全文はこちら

そのため、潮田氏を巡り社内で対立が起こるのは避けられない状況となっていることが容易に想像できます。

また、この問題は、株主にも影響をもたらし、今年の3月下旬には、リクシルに投資をしている英米の機関投資家が共同で潮田氏の解任を求める臨時株主総会を求める書面を送っています。

また、4月5日は、解任劇で退任となった前CEOの瀬戸氏が6月の株主総会で瀬戸氏を含む8名を取締役にするよう求めると表明をしています。その際、瀬戸氏は「自分が戻ることで、この会社を正しい道に導くことができる」とコメントしています。

スポンサーリンク

パワハラメールの内容とは?

今回のパワハラ疑惑となった問題のメールは、リクシル広報部のA氏に潮田氏が送ったものだそうです。

社員全員に送付するメールの原稿についてA氏が潮田氏に相談をしたところ、潮田氏の逆鱗に触れたようで、潮田氏からA氏あてに

「経営者としてギリギリの線を考えているのに下らない文章まで会長名で書こうとは何事か」

「広報には向いていない」

「(人事担当役員に)身の振り方を相談しなさい」

など、CEOという会社の最高責任者から社員に対して「身の振り方を相談しなさい」という言葉は、解雇をにおわせる脅しともとれる内容となっています。

しかし、このような社内メールがリークされることは、あまりないことですが、それでも、このように外部に公表され、私たちが目にするような事態となった背景には、やはり、創業家の世襲人事に対する反発が根っこにあり、現CEOの潮田氏への求心力の低下、社内外での批判などがえいきょうをしているのでは考えられます。

ネットの反応は?

冒頭でお伝えしたようにリクシルは従業員6万人、加盟店560店舗をかかえる大企業です。

それだけに今回の内紛やパワハラメールの騒動は、企業イメージにもかなりの影響力があります。

ネットの反応は

まとめ

リクシルの潮田会長のパワハラメールについて深掘りしてみました。

潮田氏はかなり強引な方のようで、以前の会社でも今回と同様、突然の解任劇を行ったことがあるようです。

小さな会社なら創業者の意向で会社の方針を決めることはあると思います。

しかし、繰り返しになりますが従業員6万人、加盟店560店舗の店主、従業員。それぞれの家庭があるわけです。それらの家族を含めると十数万人に影響を与えるかもしれない、とても責任を企業のトップは担っているわけです。

権力闘争をされるのは勝手ですが、それによって企業のイメージがダウンし、株価や営業成績にまで影響を及ぼすようであれば、まさに本末転倒です。

トイレや水回りの製品はTOTOよりもINAX派であった私としましても、もし、この問題で、INAX製品のメンテナンスに支障があるととても困ったことになります。

この問題に早く決着をつけてもらい、INAX(現LIXIL)の製品が安心してメンテナンスなど保守が受けられるようにしてもらいたいと一ユーザーとして願うばかりです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました