鍋やすき焼き、あるはラーメン屋うどんなどの麺類まで、あったかい料理の「助演男優賞」を総なめにしそうな「長ネギ」ですが、あなたは「長ネギ」はお好きでしょうか?
長ネギは料理の名わき役としてだけではなく、実は免疫力を高める成分も含むスーパーフードなのです。
そんなスーパーな野菜の長ネギの唯一の欠点といえば「長い」こと!
冷蔵庫に入らない場合も困ったものですが、なによりも全部使いきれなくて残ってしまってこまったことがありませんか?
ワタシもよく残った野菜をダメにしてしまうことがあるんですよね。
せっかくおいしいおネギだし、どうやったら日持ちをすることができるんだろう?
という悩みもワタシも持っていたので、長ネギが冷蔵庫だと日持ちがどのくらいするのか?
また、長ネギの日持ちは冷蔵庫で何日くらい大丈夫なのかなど、長ネギの賞味期限(!?)というのかわかりませんが、美味しくいただける状態を伸ばす保存方法について調べてみました。
長ネギの日持ちを冷蔵庫で伸ばすコツは3つ!
長ネギを日持ちを冷蔵庫で伸ばすためには、買ってきた長ネギをそのまま冷蔵庫に投げ込んでいるだけでは、どうもダメなようです。(ワタシは切ったまま投げ込んでました……)
ということこで、長ネギの日持ちや賞味期限を冷蔵庫で伸ばすためのちょっとしたコツを3つお伝えいたします。
長ネギ冷蔵のコツ1:長いまま
まずは、長ネギの日持ちを冷蔵庫で伸ばす場合は、刻まずに長いままで保存をすることをおススメします。
というのも長ネギの一番のメリットは「抗菌作用」
その抗菌作用のもとになっているのが「アリシン」という成分なのです。
ところが、アリシンは揮発性が高い成分ですので、長い時間空気に触れておくと成分が飛んでしまうため、せっかくの長ネギの抗菌作用に効果が期待できなくなってしまうのです。
そのため、長ネギは刻まずに、可能であれば長いままで保存することをおススメします。
長ネギ冷蔵のコツ2:乾燥を防ぐ
長ネギは乾燥が大の苦手。
長ネギのおいしさのヒミツといえは、あのシャキシャキ感!
そのシャキシャキ感の天敵が「乾燥」なのです。
そのため、長ネギの乾燥を防ぐための対策をなにもしないで、そのまま冷蔵庫に投げ込んだだけでは、反対に長ネギの味を損なうだけでなく、日持ちをしないといった結果になりかねません。
お肌もネギも乾燥は「大敵」なので、しっかりとした対策が必要なのです!
長ネギ冷蔵のコツ3:立てて保存
長ネギは立てて保存をすることがコツ。
理由は、自然のままの姿のほうが長く保つことができるからです。
長ネギの鮮度の決め手は水分。
横にしたり、さかさまにして保存をすると長ネギの水分が流れ出てしまうことがあり、長ネギのシャキシャキ感が損なわれてしまう可能性があるのです。
なので、長ネギを冷蔵保存する場合には根っこの方向を下にして立てて保存がいいのです。
長ネギの日持ちを伸ばす冷蔵法3選
長ネギの日持ちを長くするコツを踏まえて、実際に長ネギの日持ちを伸ばすための冷蔵方法についてお伝えをしたいと思います。
ただ、買ってきたままの長ネギを冷蔵庫に入れるだけではなく、保存方法をちょっと工夫をするだけで長ネギの日持ちを伸ばすことができるのです。
でも、手間をかけるのは面倒!という声や
いやいや、手間をかけても日持ちが伸びる方法を知りたい!という声もあります。
そこで、長ネギを冷蔵保存する場合の手間と日持ちのそれぞれのメリットを星の数で示しながら3つの冷蔵方法をご紹介します。
長ネギの冷蔵保存法①:新聞紙でくるむ
- 手間:★★★★
- 日持ち:★★
- 使用するもの:新聞紙(包装紙)
- 保存期間:約1週間ほど
この方法は買ってきた長ネギを新聞紙や包装紙などの紙でくるんで野菜室に入れるだけ。
とってもカンタンですよね。
今までは、買ってきた長ネギをポイっと野菜室に投げ込んでいましたが、新聞紙にくるむというちょっとした手間をかけるだけで、おいしさを保った状態で長ネギを日持ちさせることができるならいいですね。
長ネギの冷蔵保存法②:冷蔵用保存袋
- 手間:★★★
- 日持ち:★★
- 使用するもの:冷凍用保存袋
- 保存期間:1週間
野菜室でももっと長く日持ちをさせたい!と思っている方に役に立つのが「冷凍用保存袋」なのです。
ビニール袋でもいいじゃん!
という声もありますが、冷凍用保存袋は十分な厚みがあるのに加え、ジッパーがついていますので、しっかりと密封ができ、長ネギの乾燥を防ぐこともできるのです。
しかも、必要な時に必要な分だけ取り出して使うことができ、とっても便利ですよね。
長ネギを冷凍用保存袋に合わせて切る手間がかかりますが、必要な分だけ取り出して使うことができます。
なので、親子丼やうどんの上に長ネギをのっけたい!という時に使いたい分だけ、サッと使うことができるのです。
日持ちは新聞紙などを使った場合とあまり変わりませんが、密封状態で保存できますので、長ネギのみずみずしさを楽しむことができます。
長ネギの冷蔵保存法③:水分を保つ
- 手間:★★
- 日持ち:★★★★
- 用意するもの:冷凍用保存袋・キッチンペーパー
- 保存期間:3週間~2週間
少し手間は増えますが、長ネギが土の中で育っていた状態を再現することができる、一番の長持ちできる方法なのです。
その方法とは
- 冷凍用保存袋に入る長さに長ネギをカットする。
- 根っこの方向のカット面がそろうように並べる。
- 根っこのほうにしっかりと濡らしたキッチンペーパーを巻き付ける。
- 根のほうから冷凍用保存袋に入れる。
- しっかりとジッパーを閉めて乾燥を防ぐ。
- 冷蔵庫内では立てて保存する。
あとは、長ネギの状態を確認しながら1週間に1回ほどキッチンペーパーを交換してあげれば2週間~3週間はシャキシャキの長ネギを味わえます。
ただ、この方法で鮮度を保つ場合、長ネギの白いところと緑のところでは傷み具合が異なりますので、保存する場合は別々の保存袋に入れたほうがよいようです。
とはいえ、この方法では常温保存や冷蔵庫にそのまま保存するよりは、長期間の保存が可能ですので、思い立った時に「シャキシャキの長ネギが食べたい!」という気持ちを叶えることができるのです。
長ネギの日持ちは冷蔵庫が最適!
野菜は新鮮なものを食べたいもの。
でも、生ものですので、どうしても傷んでしまいます。
しかし、シャキシャキのまま保存出来たらとってもステキ。
長ネギも保存方法にちょっとした工夫をすることで日持ちを長くすることができるのです。
長ネギの保存に適した温度は5℃前後。
なので、冷蔵庫で保存をすることが一番適しているのです。
そこで冷蔵庫で保存する場合のポイントは
- 可能ならば長いまま
- 冷凍用保存袋に入れる場合は入る長さにカット
- 乾燥は大敵!
- 冷蔵庫内では立てて保存
- 長期間保存するなら水分も保つ
となっています。
冷蔵庫で保存することで
いつでもおいしいシャキシャキの長ネギが食べられたなら・・・
といった、あなたのわがままを叶えるためによい保存方法はないものかと探してみました。
というワタシもネギ好きなので、これからシャキシャキの長ネギを楽しむことができそうです。
ただ、冷蔵庫に入らない場合や近いうちに使い切ってしまうよ!という場合には長ネギを常温保存で長持ちする方法もありますよ。
また、シャキシャキ感はあまりこだわらないけど、サクッと刻んだネギを使いたい!という場合はサクッと使える冷凍保存をする方法もあります。
長ネギの抗菌・殺菌効果をうまく取り入れて病気に負けない健康な身体を保ちたいですね。
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