ワンパンマン154話にて初登場を果たしたホームレス帝ですが、S級ヒーローでもあるゾンビマンを赤子の手をひねるように瞬殺するほどの強さを持っていました。
彼の災害レベルは竜という強大な力の持ち主だが、実は災害レベル竜はこれまで数多く登場しています。
そんな中でもホームレス帝と並ぶくらいその実力が分からない怪人がいます。
それは1話で登場した怪人・ワクチンマンです。
ここではそんなワクチンマンとホームレス帝、同じ災害レベル竜の両者でどちらが強いのかを考察していきます。
1話で登場したワクチンマンの実力
ワンパンマン1話にて登場したワクチンマンは、主人公であるサイタマの手によりワンパンにて倒された怪人になります。
そのせいもあり、弱い怪人と思われがちですが実はワクチンマンも災害レベル・竜の強敵クラスになります。
そのため、1話では数多くのA級・B級ヒーローがワクチンマンの前に倒れていました。
その他にもワクチンマンが登場したA市は町全体が壊滅状態になる事態になりました。
また、大きく公表されていませんが「超能力」「筋肉強化」などの特殊能力を所持していると考えられるため、街を破壊する際には無数の光の球を降らせていました。
筋肉強化に関しては泣きじゃくる女の子の背後から伸ばした腕が2倍3倍の大きさになり、女の子を鷲掴みできるほどになっていました。
同じ戦闘スタイルのホームレス帝
光の球を操り攻撃するワクチンマンですが、この攻撃スタイルは154話でゾンビマンと戦ったホームレス帝も同じものです。
この部分だけを見れば筋肉強化を持っているワクチンマンの方が強いのではないのかと考えます。
しかし実は同じ攻撃スタイルであっても2人には大きな違いがあります。
それは「光の球が屈折するか否か」という部分になります。
ワンパンマン1話を見て分かるようにワクチンマンの光攻撃は直線にしか飛ばされていません。
また、光の大きさを変える事もできないようです。
しかし、ホームレス帝は戦う相手に対して光の球を飛ばす際に屈折させたりカーブを描いで飛ばす事が可能となります。
また、対象によって光のサイズを変更する事が可能なため、ホーミング機能がついています。
そして何より大きいのが使用できる光の球の数になります。
ワクチンマンは戦闘シーンが少なかった事もあり、正確な数が分かりませんが1度に4発しか撃っていません。
ですがホームレス帝はゾンビマン1人に対して10発以上を一気に撃ち込みました。
この点から同じ災害レベル竜であっても戦闘能力の高さはホームレス帝が上と考えられます。
最強クラスのホームレス帝を倒したのは?
同じ災害レベル、同じ攻撃スタイルを持っているホームレス帝とワクチンマンですが、戦闘能力の高さや本体のスペックなどを見比べてみるとやはり強いのはホームレス帝となります。
また、怪人協会内にてS級ヒーローに対してほぼ無傷で戦いに勝利したのもホームレス帝だけです。
そう考えるとホームレス帝は災害レベル竜の中でも最強クラスである事が判明します。
恐らくはサイタマレベルの戦闘能力がなければ戦闘らしい戦闘にもならないと考えられます。
現に原作であるONE版ワンパンマンではゾンビマンの不意打ちを受けてようやくダウンしましたが、止めを刺す事はできませんでした。
ゾンビマンはホームレス帝が怪人協会の中でも最強クラスである事を理解していました。
しかし、ギョロギョロやオロチ以外にも怪人協会の「真の黒幕」がいると考え、ホームレス帝からその情報を聞き取ろうとしていました。
しかし、その真実を知る前にホームレス帝は消し炭となってしまいます。
実はこの時に干渉したのがホームレス帝がゾンビマンに説明していた「神」と呼ばれる謎の存在です。
この事から怪人協会を倒しただけではすべてが終わるわけでは無い事が理解できます。
村田版ではまだ描かれていないストーリーとなりますが、今後そういった点も踏まえながら考察する事でワンパンマンをさらに楽しむ事ができるはずです。
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