【空挺ドラゴンズ】ヴァニーがクイン・ザザ号に乗船した理由とは?5巻各話のネタバレも!

空挺ドラゴンズ5巻各話のネタバレ!ヴァニーとミカの乗船理由とは?

 

龍に食べられてしまったヴァニーが気になります・・・大丈夫でしょうか?
空挺ドラゴンズ5巻では、ヴァニーとミカがクイン・ザザ号に乗船してきたいきさつが語られています。

龍に対する思いを強く感じる二人ですが、クイン・ザザ号への乗船理由が気になりますね。

 

世界観もさることながら、人物の心理描写もすごい!
興奮、興奮、大興奮の中で、彼ら龍捕り(オロチトリ)たちは今日も龍(オロチ)を捕獲、解体、搾油、燻製します。

空挺ドラゴンズ5巻の各話のネタバレもあります!

 

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ヴァニーのクイン・ザザ号への乗船理由は?(空挺ドラゴンズ24話)

 

全巻で龍に飲まれしまったヴァニーですが、なんとか龍の腹から助け出されましたが意識が戻っていませんでした。

果たしてヴァニーは無事に目を覚ますのでしょうか?

クイン・ザザ号の密航者

 

話はとんで数年前――――クィン・ザザ号の食糧庫で何かを食べている女性をミカが見つけます。


「でかいネズミだ」


ミカは女性を、クロッコとギブスに引き渡し報告。

女性が捕龍船に乗るのはあまりなかったのか、クロッコとギブスは「よりによって」と頭を抱えます。

しかし、乗った以上はたたき出すわけもいかず、かといって何もさせないわけにもいかないので、


「芋の皮むきでも床磨きでも何でもしてもらうからな!!」

と密航者に言い渡し、ミカに託します。


ミカは密航者の女性を連れて、倉庫に余った制服を取りに行く途中でミカが、
龍が空を飛んでいるのを見つけ

「今夜はごちそうだ」と密航者の女のヴァニー(ヴァナベル)

に笑顔で話しかけていました。

そう!ヴァニー(ヴァナベル)ははじめは密航者としてクィン・ザザ号の乗組員になったのでした。

 

無事だったヴァニー

 

船喰いの龍のお腹ににいったんは入ったものの助けられ、自然と目が覚めたヴァニーは、食堂に向かい一言


「お腹、空いた~」

な~んだ!元気そうでなによりでした。

ミカが最後の肉だとヴァニーに渡すとおいしそうに食べていました。

しかし、

ヴァニーが目覚めるまでの間、ミカはしっかりと龍の肉を食べていたわけですよね。

ヴァニーをしんじていたのか、それとも、ただただ龍の肉が食べたかっただけなのかはわかりませんが・・・まったく!

 

賞金は1億円?

 

クィン・ザザ号の乗組員たちに、討伐指定状を手渡すブルノ。

 

龍を退治した写真がまとめてある報告書を「会社」に渡すと賞金が出るそうです。

その賞金額は、なんと!1億円!

おもわず息をのむ乗組員たち。
「すげえ、マジで1億かよ」

大きい龍ほど賞金が高いのですかね?その基準はよくわかりませんが・・・

 

今回の料理は龍のもつ鍋

 

「ごはんの支度できたって!」


タキタがその場にいた乗組員に声をかけます。

今日の晩ごはんは新鮮な龍のモツ鍋!

とても美味しそうなのですが、どうもブルノは内臓系の食べ物が嫌いなようで、
断るブルノに、ミカが

「捕った龍は、ちゃんと食べるんだよ」

とたしなめますが、なかなか勇気が出ないブルノ。


「食ってみなよ」


ジローに促され、ブルノは勇気を振り絞って食べる気になったようでパクリ。


料理人ヨシが恐る恐るたずねてみると・・・


「……美味いな、困ったことに」

ブルノの好物が一つ増えたようです。

 

空挺ドラゴンズ25話「餞別と約束」

 

一方、外では、ブルノのそばで見知らぬ少女がクィン・ザザ号を見上げています。

不思議に思った
クィン・ザザ号の女性乗組員たちが見知らぬ少女に船に興味があるのかなどと尋ねると


「オボロカスカ号は普通の造船所じゃ直せませんよ」
「ご心配には及びませんわ。電信を打っておいたので……」

えっ!どういうこと?

空に、巨大な空挺が飛ぶ。
ブルノのそばにいた少女が名乗る。


「私、リリオペ・ララージュ。造船会社の代表を務めてます」
唖然とする、クィン・ザザ号の女性乗組員たち。


「あの造船王ララージュ社!?」
巨大な空挺が飛び、オボロカスカ号を囲むように着陸する。

 

「ここから北東ハーレ市に支社がある。賞金はそこで受け取るといいだろう」
するとヴァニーが言った。


「あなたの部屋で見た天井画の龍に、あの龍、似てたかも」
「やはり、君もそう思うか……そうなんだ! ぼく達は、伝説の龍を見たんだ!!」
そしてブルノたちは旅だった。
新たな龍に出会うために――――

すっかり直ったクィン・ザザ号は、空を駆ける。
そしてハーレ市に到着すると、水先人(案内人)のノラという女性が小型船からクィン・ザザ号に乗った。


「捕龍船……」
ノラは呟く。


船室でノラに、入港目的と滞在予定日数を聞かれ、答えるクロッコ。
その船室にパイプを通してミカの声が響く。


「ブリッジ!! 龍の影だ!!」
「大人しくしてろ!」


その名前を聞き、ノラが反応する。
「まさか……ね」

ハーレ市では、隻足の老人が唾を吐きながら、仕事をする。
「捕龍船……」

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空挺ドラゴンズ26話「酔っ払いと生ハム詰めマッシュルーム」

ブルノの父親の会社の支社にて。


「討伐報告書、確かに拝受いたしました。ブルノ様はお元気でしたか?」
経理のリーに、同行したガガが言う。


「り、立派な船長でしたよ!」
「そうですか!! どうにも性格に難のあるお方なので心配で……!!」

クィン・ザザ号に戻ったリーは、乗組員たちに報告する。
「ということで、修理代などを差し引くとほとんど残りませんでした。ですが、全員一律で特別手当を支給します!」
「やったー!!」

ハーレ市に繰り出す、乗組員たち。
ミカとタキタ、ヨシとジローは町の奥へ奥へと進む。


ヨシが言うには、
「美味い飯屋は不便なところにある」らしい。


銛が刺さった店に入った四人は席に着く。
「ウチにきたら、まずは龍の熟成生ハムを食べないと!!」


真っ先に反応したのは、ミカだ。
四人は食べながら、


「どうせなら龍以外のものを食べたいですね」
次に出てきたのは、マッシュルームのグリル。


食べ方も教わり、四人は満足。


そこへ、
「いいから酒持って来いって言ってんだよ!!」
「その辺にしとけって!」
酔った老人と店員が揉めている。


店員が言うには、昔は凄腕の龍捕りの人物だという。


ミカの目が、大きく開き、立った。
「クジョー。何でこんなトコに」
「俺だ、ミカだ」
「何してやがった、この……恩知らずがァっっ!!」


老人の頭突きを受けたミカ。
「ミカさん、誰なんですか?」


タキタが問うと、答えるミカ。
「クジョー・ランダウ……俺は昔、こいつと、二人で龍を捕ってたんだ」

空挺ドラゴンズ27話「秘密基地と過去」

料理のレシピを知りたいため、店にヨシを残して。
一行はクジョーを先頭に歩く。


着いたクジョーの秘密基地には、ミカには懐かしいものがあった。
「ノラゴス号……!!」


「俺とミカは元々、同じ捕龍船に乗り組んでてな。あいつはまだ銛手でもなく、食欲だけは一人前の雑用だった」

「早々に集まってもらったのは他でもない」
当時、クジョーがいた船の船長は、そう切り出す。


船の方針を変えて、毒を使うという。
異を唱えるクジョーだが、ほかの船員は言う。


「あんたのやり方はもう古いって言ってんだよ。決闘がしたいなら一人でやってくれよ」
「……へっ! あー! そーかよ! 退職金はいらねえ。変わりに突撃艇をもらうぞ! 俺と一緒に来るヤツはいねえのか!!」
手を挙げたのが、雑用係のミカだった。


「俺と一緒に来るか? 美味い龍肉食わしてやるぞ」
「……うん、いいよ」
突撃艇で飛び立つ、二人。
「で、どこに行くの?」
「そんなのお前……龍のいる所に決まってんだろ」

空挺ドラゴンズ28話「はじめての龍捕りとタルタルステーキ」

 

「船の名前は……ノラゴス号だな」
クジョーが船の名前を決めると、船で座り込んでいたミカが立った。


「クジョー、近くに龍がいる」
スンスン鼻を鳴らす、ミカ。
「風の匂い、うまそう」
笑顔のミカ。


準備を始めるクジョー。
「ミカ! とっとと準備始めろ!! 捕るぞ! 少し操舵代われ!」

「真っ直ぐ飛ばすだけでいい!」


龍を仕留め、クジョーは船でクオーン市まで龍を引く。


クオーン市の千剖士に解体を手伝ってもらう。


「おらボサッとしてんな、解体するぞ」

怪訝な顔のミカ。


クジョーは言う。
「たりめーだ。捕って解体して食う! それが龍捕りだ!」


どこか嬉しそうなミカ。


そして、解体したばかりの龍の肉で、タルタルステーキを作ったクジョーは「食ってけ」という。


食べたミカは目を輝かせ、


「何か……めちゃくちゃうまい……!」
「なーに! これからいくらでも食えんだろ!」

空挺ドラゴンズ29話「クラーケン」

 

「私、見ましたよ。ミカさんの龍の壁掛け(タペストリー)」
「ミカは……昔っからミカだったんだな」
タキタとジローが呟く。


「クジョー!! やっぱりここにいた!!」
現れたのは、クィン・ザザ号に乗っていたノラという女性。


「さっさと仕事に行きなさいよ!」
ノラにタジタジのクジョー。

 

クジョーの仕事は、龍油を使う街灯を点けることだ。
ノラは止めようとするが・・・

クジョーは昔話を続ける。


「クオーンを離れたら、あっという間に嵐に捕まっちまった」

嵐の中で、クジョーが指示を出す。


「風に船を立てろ!」
ミカは叫ぶ。


「引きずりこまれてる!」
「間違いねえ! これは……クラーケン!」


空には、巨大な渦を巻く、雲の姿。
「……クラーケン」
巨大な雲を見て、ミカは呟く。


「クジョー、反転して風に乗せろ!」
「んなことしたら、抜け出せなくなる!!」
「もう逃げられねえ、だったら飛び込むんだよ」
「どういう理屈だ、そりゃ! 俺の方が空を良く知っている!!」
一歩も引かないミカ。


「龍の方が、空を知ってる!」
雷がノラゴス号に落ち、意識を失うクジョー。
代わりにミカが操舵する。


やがて静かになった頃、クジョーが起きるとミカが空を見上げている。
そこにはクラーケンの渦の中だった。
空には、光り輝く模様が浮かんでいた――――

 

空挺ドラゴンズ5巻のまとめ

 

さあ!
今回も出てきました! 
龍肉を使った料理!

モツ鍋、いいですねー。
あの柔らかいお肉を、それも龍の肉で!
想像できないほどの美味しさを、ぜひ体験してみたいですね。

現実世界では、龍は架空の生き物として扱われています。
しかし、「空挺ドラゴンズ」では、龍が存在するのは当たり前!
夢のようなこの世界に、飛び込めるなら飛び込みたい!

さあさあ!
クラーケンに飛び込んだノラゴス号は、一体どうなるのか!?
クジョーはなぜ片足を喪った!?
どうしてクジョーとミカは袂を別れた!?
謎が残るばかりの今巻!

空腹を感じたいなら、「空挺ドラゴンズ」をその眼で見よ!

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