「郵便局の闇の声」かんぽ生命の不正契約の内容を簡単にまとめてみた!

週刊誌「女性自身」の報道をきっかけに湧いて出てきた「郵便局の闇」問題。

そして、極めつけはかんぽ生命の契約に関する不正行為。

かんぽ生命の不正契約の問題があまりにも多すぎて、いったい何が問題だったのかわからなくなってきたので、ちょっと「かんぽ生命の不正契約の内容」についてふりかえってみて、簡単にわかりやすくまとめてみました。

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かんぽ生命の不正契約の背景とは?

「郵便局の闇の声」かんぽ生命の不正契約の内容を簡単にまとめてみた!

 

かんぽ生命と聞くと必然的に郵便局が頭に浮かびますよね。

かんぽ生命の名前の由来は「簡易保険」であり、まだ郵便局が民営化される前からある保険制度で「養老保険」や「学資保険」などをかけていた人も多いと思います。

郵便局の人が家にやってきて、書類も全部持ってきてくれるし、保険料の払い込みの手続きも郵便貯金から引き落としの手続きもやってくれるし、保険をかける側としてはあまり手を煩わせることなく契約できるので、とってもお手軽でした。

2007年の郵政事業民営化に伴い「かんぽ生命」と名前を変え、保険事業も民営化をされました。

なかには民営化によって郵便局員のノルマがきつくなり、今回のかんぽ生命の一連の不正契約の要因となったのではないかとの見解もあります。

 

かんぽの不正契約の内容とは?

日本郵政公社近畿支社は30日、豊中郵便局(大阪府豊中市)の保険課職員17人が約10年間にわたり、架空名義を使って簡易保険421件(契約総額約3億8840万円)を不正に契約していたと発表した。営業成績を上げるのが狙いで、募集手当として職員に支払われた756万円は返納させる。同支社は今後さらに調査を進め、関係者を処分する。
 同支社によると、不正契約に関与していたのは、保険課で外務を担当する27人のうち、課長代理や主任ら17人。5人は既に退職している。
 93年8月から今年5月にかけて、豊中市内に住む11世帯19人を契約者に、実在しない人間に保険をかける形で契約していた。保険料は契約者が支払っていたが、掛け金が途中解約や満期で返ってくる仕組みを利用して、資産運用に有利などとして勧誘していたらしい。同支社は今後、これらの契約者からも事情を聴く。
 保険契約が多い郵便局を対象に今年5月に調査したところ不正が発覚した。本来は、募集に従事しない局内の職員が契約書の筆跡などからチェックする仕組みになっているが、約10年間にわたり不正が見過ごされていた。
 新保智支社長は「不正が組織的に行われていたと受け止められても致し方ない。再発防止に取り組みたい」と謝罪した。

(出典:毎日新聞)

この記事は2003年の記事ですが、報道にあるように郵便局でかける簡易保険で組織的な不正が行われていたようです。

契約者が保険をかける相手のチェックを内部で甘くしていたのであれば、いくらでも保険契約をかけ放題であり、不正の温床といわれても仕方ない状況です。

不正契約を行う目的は、保険契約をしたことで担当の職員が得られる「募集手当」といわれる一時金ですが、それだと保険担当職員ばかりがおいしい思いをするので、保険担当以外の職員が不満に思い、もっとこのような不正契約の問題が噴出すると思います。

しかし、そこまで大きく噴出していないのには郵便局単位ではなく、ゆうちょ保険全体で組織的に不正を誘発するための仕組みあるように思えてならないのです。

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郵便局の不正契約は組織的に行われている?

例えば、反社会的勢力とのつながりの有無は置いておいて、闇営業で多数のお笑い芸人たちが謹慎処分となった問題のように、ギャラが親組織にかなり取られるため、個人の収入が少ないといった組織のシステムのため、芸人各人が闇営業に手を出さざるを得なかったように組織のシステムに問題があるような気がします。

そうでないと、生命保険や簡易保険の契約の不正は困難だと思えます。

また、通常、生命保険や簡易保険の契約ってとても厳格なイメージがあります。

契約書や申込書を書くときに名前や住所の漢字も省略した漢字ではだめですし、もし書き間違えたら、訂正を押さないといけませんし、私は苦手なので間違えてはいけない!って緊張しながら書きますが、そういったときに限って、間違えてしまうんですよね・・・。

私のようにけっこう緊張しながら書いている人も多いのではないでしょうか?

そんな厳格な書類の不正をしようと思えば、とても個人でできることではないと思われますので、不正を誘発しやすい環境があるのでは?と疑いたくもなります。

はたして実際にはどうなのでしょうか?

現役郵便局員の声

「目標達成のためには、“押し売り”せざるをえない」
「現役郵便局員です。高齢者に対する強引な勧誘、重要事項の不告知、虚偽の説明が常態化しておりまして、厳重な匿名を条件に会社や世の中のために情報提供したいと思います。背景に会社上層部からの苛烈な要求を満たすため、追い込まれた現場がやむを得ずお客様をだましたり、複数人でお客様宅を訪問しているのが現状です。」

(出典:2018.4.24NHKクローズアップ現代)

「“貯金のようなもの”、“通帳が緑から青に変わる”などと貯金と誤解させて保険に加入させる」 ( 西日本 50代男性 元・金融渉外担当 )

「“お金をいったん返す”、“更新”などと説明し、戻ってくるお金が減ることを十分知らせず、途中解約させ、また新たに契約をしてもらう」 ( 中国地方 40代男性 窓口業務担当 )

「“相続税対策になる”、“介護費の負担を減らせる”など、特定の条件下でないと生じないメリットを語り、保険の支払いにお金がかかることを十分に伝えないまま、契約をしてもらう」 (関東 20代男性 金融渉外担当 )

以前に放送されたNHKのクローズアップ現代に寄せられて現役郵便局員の声です。

なんと”!郵便局員が高齢者に保険などの金融商品を押し売りをしているというからびっくりです。

高齢者の信用を逆手にとって押し売り?

2005年(平成17年)から始まった郵便局の民営化事業によって、それまでの簡易保険事業などは「株式会社かんぽ」 として民営化されました。

しかし、郵便事業が民営化されたことや郵便貯金が「ゆうちょ銀行」に変わったとの間隔はありましたが、郵便局の簡易保険などの保険事業が「株式会社かんぽ」に変わっているとのイメージはありませんでした。

私ですら、そんなイメージですから長く郵便局が国営だった高齢者からすると郵便局の保険商品は安心、安全なものとのイメージが強いと思われます。

外資系の医療保険や生命保険の営業には拒否反応を示す高齢者であっても「簡易保険」「かんぽ」の契約には抵抗感が少ない高齢者がまだまだ多いと思われます。

そんな、郵便局への信頼を逆手にとって、高齢者自身に不利な契約な内容であることを十分に説明をしないまま契約をしたり、貯金と思わせて保険の申し込みをさせるなどの契約を行っているケースがあるようです。

中には、冒頭で紹介したような架空契約を行ったりとかなり悪質なものもあるようですが、これら不正な契約は氷山の一角かもしれません。

それでは、なぜこのような不正な契約がおこなわれることとなっているのでしょうか?

その背景には何があるのでしょうか?

不正な契約の背景にあるものとは?

「自爆営業」という言葉を耳にされたことはあるでしょうか?

自爆営業とは

営業ノルマ達成のために従業員やパートなどが自分で自社の商品を購入して営業成績を上げる手法

のことです。

会社からもらった給料をつかって、自腹で商品を購入して自社の営業目標を達成する・・・。

表面上は売り上げが上がっているようで実際には自分の会社の中だけでお金が回っているだけであり、実質的な利益が出ていない。横ばい状態、むしろ下がっており、そんな営業を続けていれば、いずれは破綻してしまう・・・・だから「自爆!」

郵便局の自爆営業といえば「年賀状」です。

きつい販売ノルマをこなすことができない局員が自腹で何百枚も年賀状を買い取り、金券ショップなどに転売する問題がありました。

しかし、その問題を受けて、当時の菅官房長官が「自爆営業」について「無理なく正常、適切な営業が行われるよう総務省にも注視させたい」と述べたのを機に販売ノルマが緩くなったり、無くなったりしたそうです。

年賀はがきですらノルマがきつかった郵便局ですから、簡易保険などの保険金融商品に対するノルマもかなりきつかったのではないでしょうか?

しかも、郵便局が丸ごと不正にかかわるような事態があるということは、郵便局単位に課せられるノルマがあったと考えても不思議ではありません。

きついノルマが数々の不正な契約がはびこる温床となっているのではないかと思えます。

郵便局の闇営業ネットの声

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