さて、前回「ドクターストーン」12巻で石化の謎に迫るため、島の美少女アマリリスとタッグを組んでコハク・ビューティー計画に乗り出した千空たち。
これからの作戦を叶えるにはどうしても「ラボ」が必要で、石化しなかった銀狼とスイカが活躍して船から取り戻すことができました。
科学で化粧品を作った一行はコハクと銀狼を魔改造して、後宮へ侵入します。
後宮に侵入したスパイチームは無事にソユーズを発見、プラチナを見つけました。
プラチナを手に入れた科学チームは、石化復活液∞生産マシンの作成に乗り出します。
さて、13巻ネタバレ、まとめていきましょう!
ドクターストーン第107話「切り札は科学の船に」
アマリリスが勧めるドレスにその場で着替えようとするコハク、宙返りしたり武器を仕込もうとしたりやりたい放題で、ツッコミ役のゲンも疲れています。
千空が箱バン式のラボを船から回収しようとしていると、見張っていたキリサメに見つかり、コハクとの戦闘が始まりました。
船に向かって「ラボが欲しい」と大声を出すコハクを見て、ゲンは「ラボくん、彼女呼んでるよ」と千空を突き出し、なんとか誤魔化します。
千空にキスするコハクを見て納得したキリサメは戻っていきます。
甲板の樽の中に隠れていた銀狼は、コハクの声を聞いてどう立ち回ろうか考えるのでした。
ドクターストーン第108話「切り札二枚」
スイカは、死を覚悟した龍水が千空を救うための切り札として生かしました。
銀狼は海中にいて、ギリギリ石化光線の範囲外でした。
島にいる千空たちは助けを求める銀狼の姿を確認してうなだれます。
ガチャに例えると龍水たちはSSR、銀狼はGGR(ゲスゲスレア)だと解説します。
銀狼は、敵の指揮官「イバラ」に見つかりかけたところでギリギリ助かります。
船の中で大きい音を出して陽動したり、千空たちが上陸したボートを隠したりと大活躍のSSRキャラ・スイカの存在に気づく千空たちでした。
ドクターストーン第109話「大脱走」
ラボカーに迷彩カバーをかけて船の外に出そうとするスイカと、一人逃げようとする銀狼。
途中で見つけた金狼の石像も逃がそうとしますが「為すべきことをしろ」と言っているようで、勇気が湧いてきました。
スイカが囮になっている隙をついて銀狼がラボカーを甲板に出すと、感応したスイカが飛び乗って運転します。銀狼は海に飛び込んで逃げました。
自動車を知らない島民は迷彩を被ったラボカーを獣だと思っているので、糞の匂いの排気ガスを出すと放っておこうと捨て置きました。
大脱走が成功しました。
ドクターストーン第110話「美しい科学」
脱走の痕跡を消して「サファイアの洞窟」に逃げ込んだ一行は計画を実行します。
アマリリスが差し入れたココナッツからシャンプー・コンディショナー・ファンデーション・口紅を作り、コハクをメイクするとルリのような美少女になりました。
科学の化粧品を見たアマリリスが男性陣を女装させますが、千空:声が低い、ゲン:長身すぎ、ソユーズ:全部無理と散々な結果となりました。
小柄で女声に近い銀狼は魔改造され、潜入チームに参加させられました。
ドクターストーン第111話「 SCIENCE WARS」
後宮選抜が始まりアマリリスは余裕で突破しますが、コハクは暴れかけたところをモズに止められ、ギリギリの合格でした。
選ばれないように振る舞う銀狼も合格し、一行はイバラの守備範囲の広さに驚きました。
後宮へ移動の最中を狙ってイヤリングを模した鉱石ラジオの「インカム」をコハクに渡し、今後はこれで指令を伝えることができます。得意の情報戦の準備はばっちりです。
さて、千空チームは空中で石化装置を捕まえるための「ドローン」を作成します。
ドクターストーン第112話「三次元の王者」
今後のスパイチームの目標は、偵察とキリサメに石化光線を投げさせることです。
後宮に潜入した一行は、アマリリスが時間を稼いでいる隙にコハクが科学の鍵を見つけ出しましたが、連絡手段がなく困っています。
科学チームは空中で石化装置を捕まえるため、三次元の王者・ドローンを作ります。
まずモーターを作り、テストに使ったミニ四駆を見たゲンは「連絡手段に使える」とひらめくのでした。
ドクターストーン第113話「暗号通信の科学」
科学チームがスパイチームの元にネズミに偽装したミニ四駆を送りつけ、「何かあったら手紙を送れ」とインカムで伝えると、3人は暗号通信だと理解します。
手紙になじみがない3人、銀狼は「文字を覚えれば手紙で連絡をとれる」と金狼が言っていたことを思い出しましたが、面倒くさがって勉強しなかったので読み書きができません。
結局 コハクが血で絵文字を描いた手紙を送ってきました。
メンタリストのゲンが解読したところ、そこには「プラチナがあった」とあるのでした。
ドクターストーン第114話「そして科学は静かに石を穿つ」
宝箱の外殻・金属部分は崩れてしまいましたが、中はコンクリートで固めてありました。
コハクが力づくで砕いては音でバレてしまうので、「サイレントボム」を作ります。
作業中はアマリリスがダンスで警備の気を引き、作業音に気づかれかけた時には銀狼が槍の演武の音で誤魔化して、準備が終わりました。
夜になり、コハクがサイレントボムの効果を確かめにいくとコンクリートは砕けています。
千空は「地道に、でも必ず『科学は静かに石を穿つ』」と言いました。
ドクターストーン第115話「一秒と一粒」
コハクが宝箱を探って中にあった砂を取り出し、ネズミニ四駆で送りつけます。
砂の正体は「砂金」で「プラチナ」も混ざっていました。
プラチナは地殻1トンあたりに0.001gしか含まれない鉱石ですが、試験管に半分くらいの量がありました。
生前の白夜は「俺は地球最後の宇宙飛行士だから科学の未来のために働く、次の飛行士に繋ぐ」と何十年もかけて川を漁り、最期は川面に倒れてしまうのでした。
ゲンが「ずっと秒数刻んでいた千空と、何十年も砂を集め続けた白夜は似ている」と言うと、「血はつながっていなく『親友の子』だと聞いている」と千空が返します。
スイカが本当のパパじゃないってこと?と聞くと「そんなことは関係ないんだよ」と千空、「絶対心折れないところで繋がっている」とゲンが優しく言います。
さて、次回から白夜の数十年の成果を使って「石化復活液∞生産マシン」を作ります。
ドクターストーン13巻のまとめと感想
船からラボカーを取り戻すために大活躍する銀狼とスイカ。
GGRと評される銀狼ですが、石化した金狼と対話するくだりには泣かせられました。
活躍の直後に女装して後宮への潜入をこなす、使い勝手の良さにも感心します。
ビューティー計画では「やっぱりコハクって見た目はいいんだ!」と再認識するも、「立ち振る舞いって大事」と改めて思わされました。
また この漫画の登場人物は仕事人タイプが多くどのキャラも魅力的なのですが、白夜のカッコよさは群を抜いていますね。
今回初めて、千空は「親友の子」と細かい設定が明かされましたが、千空の父はどんな人物なのでしょうか。
大樹の父が早死にしていることと関係はあるのか、もしや黒幕ではないですよね?
今 公開中のスターウォーズみたいになってしまう。
次巻はどうなる?!
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