「ビースターズ」レゴシとヤフヤの対面で新たな悪が登場?14巻ネタバレ!

「ビースターズ」レゴシとヤフヤの対面で新たな悪が登場?14巻ネタバレ!

さて、前回「ビースターズ」13巻でヤフヤからの手紙を受け取ったレゴシ

ようやくヤフヤと初の対面を遂げました。

また少し悩んでしまうレゴシでしたが、ハルや友達との交流ですぐに自分を立て直します。

一方で大型の事件が幕を明けました。

ヤフヤはこの事件をどう解決し、何を思うのでしょうか?

また、レゴシもこの事件に関わっていくのでしょうか?

さて、14巻のネタバレ、まとめていきましょう!

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ビースターズ第116話「思考回路のDancing Boy」

警察がくれた餅が入っていた段ボールの底には、ヤフヤから夕食の誘いの手紙が入っていました。

「ヤフヤ」が何者か知らないレゴシでしたが、「ヤフヤ食殺すべし」という落書きは裏市でよく目にします。

 

裏市で憎まれている=表社会の英雄か草食獣の味方だろうと検討をつけるレゴシは、リズとの決闘の後、裏市は”悪”なのか?と疑問に思うようになっていました。

 

色んな経験を積むうち どんどん広がっていく視野に、恐れを感じます。

手紙で指定された住所は警察署でした。

受付で名前を告げると最上階に通されます。

 

レゴシを歓迎するヤフヤに、何を試されるのだろうと構えるのでした。

 

ビースターズ第117話「ベータカロテンの祭壇」

勧められたニンジンのフルコースを食べるレゴシと、様子を観察しているヤフヤ。

耳をバタつかせ警戒を怠らない姿にゴーシャを重ねます。

ふいにレゴシが「ヤフヤはビースターなのか?」と問いかけます。

警視庁の最上階に自室を持っていること、出されたニンジンの美味しさからそう思ったというレゴシに笑いかけるヤフヤ。

 

ニンジンの完璧な管理方法と、同様に社会も完璧にありたいと語ります。

「完璧」を繰り返すヤフヤに少しひっかかりつつ、レゴシはヤフヤの活動を称えました。

ヤフヤは、そんなレゴシの「礼儀正しく好青年で屈託のなさ」に憤ります。

 

ゴーシャが家庭を選んだことで自分の孤独が深まったと、一族全てを今だに恨んでいます。

どうして自分が悪と戦えているのか分かるか、と聞きました。

 

「鍛えているから」と返すレゴシに、ビースターに就くと1つだけ叶えられる望みとして「捕まえた肉食獣を食料の肥料にしている」からだと答えました。

 

レゴシを引き倒し、ルイを食べたことの是非を問うヤフヤ。

自分の判断次第ではニンジンの肥やしにすると脅すのでした。

 

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ビースターズ第118話「弾を抜いた機関銃」

回想から話は始まります。

哺乳類と爬虫類の混血一族など社会が認めず 苦労するというヤフヤに、苦労の先の幸せをずっと求めてきた、許してくれとゴーシャは答えました。

現在に戻ります。

ヤフヤは「許さない」「愛に飢えて選択を間違えた」「可愛い孫を圧倒的権力で裁く」とレゴシを足蹴にします。

肉食獣に生まれたことを謝罪しろと迫りつつ、心の中でゴーシャに勝利宣言しました。

レゴシは土下座してルイの肉を食べたことを謝罪しつつ、償いとして自分の牙を折り、これでヤフヤをぶん殴る資格を得たと一発叩き込みました。

「あえて受け入れてみたが効かない」とすぐに立ち上がるヤフヤでしたが、歯抜けで喋れもしない状態であっても、肉食獣の頂点に君臨し得る気迫をレゴシから感じます。

殴ったことを謝罪し、帰っていくレゴシと俄然君が好きになったというヤフヤ。

レゴシはゴウヒンの病院に直行し、ゴウヒンに縋り付いて痛いと泣きわめくのでした。

 

ビースターズ第119話「ぬるま湯をぶち撒ければ、冷水に」

大学内のカフェテリアでお茶を飲むハル。友達が寄ってきます。

レゴシのことは忘れてキラキラしたキャンパスライフを送ると決心していたのですが、友達の一人がライオンの彼氏を紹介してきたことに噛みついてしまいました。

肉食獣と草食獣の恋愛はつらくて苦しいことばかりで、絶えず笑いあえるようなものではない、と思っているのです。

ファッションで付き合っていると思われたことに憤慨した2匹は、いちゃついているうちに流血事件を引き起こしてしまいます。

先ほど2匹に言った「肉を求める彼の身体を愛することができるのか?」という言葉を反芻し、泣きそうな顔をして事件現場を見つめるハルなのでした。

 

ビースターズ第120話「夕暮れの叫びは産声か」

キスしようとしたら頭が混乱したというライオン。

周囲の反応は冷ややかで、大学生にもなればこうした事件も自己責任と考えています。

レゴシとの関係もこのまま終わりにするべきと思うハルでしたが、あることを思い出して走り出します。

場面は変わり、治療費代わりにとゴウヒンの病院を掃除するレゴシ。

ゴウヒンは入れ歯を拒否するレゴシに、クソガキのままだと憤慨します。

帰り道、レゴシはヤフヤという圧倒的脅威を目の当たりにしたとき、拠り所として裏市に駆け込んでしまったことに落ち込んでしまいます。

アパートの前で呼び声を耳にしたレゴシは、橋の上にハルの姿を見つけました。

誕生日を祝いに来たハルでしたが、何をやっているんだろう、私も相当なバカだと自嘲するのでした。

 

ビースターズ第121話「砂時計のくびれ 君とのぼる」

ハルを部屋に通すレゴシに、お隣さんたちは興味津々です。

先日見かけたのはお隣さんかと安心するハルと、部屋に2匹きりの状況に動揺するレゴシ。

退学の理由を話して距離をあけようとしますが、ハルは意に介さないのでした。

2匹は街に繰り出し、大学生活やウサギとオオカミの習性について語り合います。

肉食と草食が深い仲になるには、お互いが全力で向き合わなければと覚悟を決めたハルは、裏市でデートしようと言うのでした。

 

ビースターズ第122話「鎮魂歌に耳を澄ませば讃美歌」

やめようというレゴシに、ハルは好きな男の子を知りたいのが悪いかと返します。

2匹が向かったのはウサギ肉専門店で、葬儀屋から受け取った遺体がならんでいました。

隣にレゴシがいるから落ち着いていられるというハルは、その場でキスをねだります。

全財産が23100円しかない男は、ハルにそんな行為をできないと宣言するレゴシ。

重いし去年はしようとしたじゃないかというハルでしたが、レゴシは18歳になり社会人として責任ある行動をしなければと遠い目をします。

ハルは怒りながら店をあとにしつつ、こんな厄介な男とつきあっていられるのは自分くらいだと、却って腹が据わるのでした。

 

ビースターズ第122話「互いのしっぽ、脳裏に焼きつく残像のみ」

元ルームメイトたちは待ち合わせたレゴシと抱き着いて再会を喜びます。

”ビーストライク”という各種族の本能にあった遊びができるアミューズメント施設にやってきました。

ネコ科は爪とぎコーナー、リス科の壁のぼりコーナーなど、バラエティに富んでいます。

レゴシたちはイヌ科のピッチングマシーンと”とってこい”をする遊びを堪能します。

帰り道、大人になってもこうして遊ぼうなと約束する面々は、ゴリラが落としたオレンジを皆して嬉々として追いかけるのでした。

 

ビースターズ第124話「絵具 混色するほど黒ずむ」

マスクをしたガゼルが開いているカウンセリングルームに、ゾウがやってきました。

ここは備品を全てゾウサイズにしていて、大きいティーカップにゾウは喜んでいます。

その大きさゆえに遠巻きにされる苦しみを話すゾウに、カウンセラーのガゼルは優しい言葉を掛けます。

涙を流して喜ぶゾウでしたが、床下にはいくつもの象牙を折られた頭蓋骨がありました。

象牙の売人を探していたヤフヤは、言葉巧みにゾウに麻酔薬を打とうとしていたガゼルに向かって麻酔銃を構えます。

隙をついて注射器をゾウの心臓に貫いたガゼルに、ヤフヤは麻酔銃を打ち込みました。

麻酔銃を受けてもピンピンしているガゼルは、食肉には興味ないが殺戮衝動が抑えられないと語ります。

ガゼルはヒョウとガゼルのハーフであり、口元には牙が光っていました。

肉食草食ちぐはぐな身体の生き様はあんたには分からないという「メロン」は、”愛の失敗作”による復讐を始めるとの言葉を残し、ビルの高層階から逃げ出したのでした。

ビースターズ14巻のまとめと感想

ようやくヤフヤとレゴシの対面が叶いました。

ヤフヤの恨み骨髄っぷりは、レゴシを目の前にしても絶好調でしたね。

力いっぱいのヘイトをぶつけられるレゴシは、持ち前の天然さでうまくいなしている風で、ヤフヤよりずっと大人びて見えました。

そんなレゴシの天然ぶりはハルの前では大きいマイナスに働きます。

キスをねだられて全財産の額を告白する男子は、人間界・動物界含めて唯一の存在ではないでしょうか。

そんなレゴシを、らしいと受け止めるハルの年上の女っぷりも光りましたね。

また、新たに登場した悪役の「メロン」。

異種族のハーフというレゴシと似た身の上に、ヤフヤやレゴシは今後どう関わり、何を思うのでしょうか。

凶悪メロンが登場するビースターズ15巻!

さてさて、どうなる?!

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