「死役所」幸子は加護の会になぜ行った?美幸ちゃんも取り戻せるのか?13巻

「死役所」幸子は加護の会になぜ行った?美幸ちゃんも取り戻せるのか?13巻


人が死んだ後に訪れる「死役所」の主人公シ村。

シ村の過去が少しずつ分かってくるのが13巻の「幸子(ゆきこ)」のお話です。

死役所では見ることのない感情を爆発させるシ村がみられるのも13巻です。

13巻はまるまる「幸子(ゆきこ)」特集となっていますが、そのなかで、なぜ幸子が加護の会に入ろうとしたのか?

また、加護の会に行ってしまった幸子と美幸ちゃんはシ村の元に帰ってくるのか?

その点に絞って考えてみたいと思います。

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幸子が加護の会に行った理由とは?

シ村が生前に妻であった幸子が娘である美幸を連れて加護の会に行ってしてしまいました。

シ村に「美幸と加護の会に行ってきます」との置手紙を残して幸子は加護の会へ行って、そのまま加護の会に入信してしまったようです。

宗教に頼るとき。

それは、人が悩みを抱えている時です。

その時、幸子は悩みを抱えていました。

その悩みとは「育児」です。

幸子は育児の悩みを抱えていたから


育児と言っても

「子どもがいうこと聞いてくれない」

「子どもが落ちつきがなくて困っている」といった子どもの情緒に関するものではなく。

「ご飯を食べない」

ということでした。


なーんだそんなことなら、ウチの子もご飯を食べないでお菓子ばっかり食べて困って困って・・・と言われるお母さんもおられるかもしれませんが、


幸子の娘である美幸ちゃんは

・5歳になっても乳離れができない。

・米、野菜、肉、魚などの食事を全くとらない。

・絵具、泥を食べる

といった状況です。


乳離れができないというのも「甘えている」というレベルではなく

「哺乳」としての乳離れができていなかったのです。

また、食事も絵具や泥だけしか食べておらず、本当に生きていけるのか?

と心配になります。

どこかの国で泥だけ食べているおばあさんの話がテレビで紹介されていましたが、そのおばあさんの場合は、食べている泥に豊富なミネラルなどが含まれていたので、栄養が取れていたというオチでした。



しかし、美幸ちゃんが食べているのは私たちの周りもあるごく普通の泥です。そして、絵の具です。

絵具って栄養があったけ?

ただの読者でしかない私がこんなに心配になるくらいですから、母親の幸子は美幸ちゃんがご飯を食べないということをかなり心配していたことは十分考えられます。

幸子は美幸ちゃんが病気と言われたから



確かに絵具と泥しか食べない美幸ちゃんでしたが、初めのうちは「特別な子」と言って、美幸ちゃんの特異な食事を受け入れていました。


特に衰弱する様子もなく過ごしていたこともあり、いずれは普通の食事を食べるようになるだろうと幸子は美幸ちゃんのことを温かくシ村と一緒に見守っていたのです。



しかし、美幸ちゃんが風邪をひいて病院を受診したことから事態は一変してしまいます。


病院のお医者さんに美幸ちゃんが絵具と泥しか食べないことを話すと


「病気です」


の一言をズバリと言われたのです。


そして、栄養のあるものを食べさせること、食べさせないと死ぬことなどがお医者さんの口から幸子に伝わりました。


また、子どもの舌は敏感なので、母親がちゃんと作ってあげないととも言われ、

文字通りに受け止めてしまった幸子は


「病気」→「栄養のあるもの」→「私が作る」→「食べない」→「私が殺すも同然」


という固定観念にとらわれてしまい「自分が何とかしなきゃ」という感情が先走ることとなったのです。

幸子は愛が足りないといわれたから


そこで、近所の人に誘われていった「加護の会」にシ村と一緒に行った幸子でしたが、そこで
「病気なんて気にせずに愛してあげればいい」と加護の会の主宰である蓮田栄徳に言われたのです。


しかし、子育てのことで悩んでいる母親に対して「愛してあげればいい」という言葉はです。


というのも、「愛してあげれば」という言葉の裏には「愛が足りない」という意味も含まれてしまうからなのです。


特に子育てに悩んでいるお母さんに「愛してあげればいい」という言葉をなげかけると

「私の愛情が足りないから子どもがちゃんと育っていない」

「愛しているつもりだったけれども、まだ、愛しかたが足りなかった」

といって母親自身の愛情がない、足りていないと考え、自分を責めてしまう場合が多いのです。


幸子の場合も同じく「自分の美幸に対しての愛情が足りていない」と考えてしまうのです。


しかし、本当は愛情が足りているか、足りていないなんかは、簡単に判断できるものではなく、また、簡単に改善することもできないのですが・・・。


このように美幸ちゃんがご飯を食べないことに悩みに悩んでいた幸子は「愛すればいい」という言葉で自分のいたらなさを実感し、救いを求めて「加護の会」に入ってしまったんだろうなと考えられます。

幸子と美幸ちゃんを取り戻せるのか?


加護の会に入ってしまった幸子ですが、幸子はすぐに戻ってくるとシ村は思っていました。

「かごのかいにいってきます」

といってシ村のもとからいなくなった幸子と美幸ちゃんですが、次の日になっても二人は戻ってきませんでした。

心配になったシ村は加護の会に二人を迎えに行きます。

しかし、加護の会で対応をした蓮田栄徳の息子に諭され一週間は待つことにしました。

一週間後・・

再びシ村は加護の会を訪れます。

しかし、加護の会の回答は幸子に会わせられない、帰せないとのものでした。

しかも、紙切れで繋がっているシ村よりも、心で繋がっている加護の会の方が本当の家族なんだと言われました。

その言葉にシ村は興奮し、蓮田栄徳を殴ってしまいます。

死役所では、いつも冷静な(冷酷な?)シ村ですが、生前は熱い男だったのですね!


果たしてシ村は幸子と美幸ちゃんを連れ戻すことができるのでしょうか?

結果は・・・


13巻のなかでは、幸子を連れ戻すことはできていません。


しかし、美幸ちゃんは連れ戻すことができています。


たまたま、加護の会の敷地で遊んでいた美幸ちゃんをシ村が見つけて連れて帰ることができたのです。


しかし、連れて帰った美幸ちゃんがお腹から血を流して倒れているのをシ村は目にすることになるのですが・・・・


今後の展開から目が離せませんね。

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加護の会が美幸ちゃんになにかした?


死役所13ではシ村の過去についてのお話となっていました。


シ村と幸子との出会い、そして美幸ちゃんとの幸せな生活。

そして、幸子との離別。


美幸ちゃんの特殊な食事を受け入れ、短い期間でしたが幸せな生活を送ることができた三人でした。


しかし、その点では、シ村が美幸ちゃんを連れて帰ったあと、幸子がなにも反応がなく、動きがなかったことが不思議です。


元々、美幸ちゃんが普通の食事をとることができるようにと「加護の会」を頼り入信していったはずです。

それならば、美幸ちゃんが自分の手元からいなくなったことがわかった時点で大騒ぎになっていたはずです。


当然、シ村が訪ねてきていたことは明らかですので、シ村の元にやってきて、美幸ちゃんを連れ戻そうとしてもおかしくないはずです。


本当は、加護の会の関係者が連れ戻しにきていたのかもしれません。

もしかしたら、美幸ちゃんがお腹から血を流して倒れていたのと関係があるでしょうか?


なぞは深まるばかりです。


今後、幸子の加護の会での様子や美幸ちゃんが倒れていた理由、そして、シ村のえん罪の真相などが明らかになるのでしょうか?


気になりますね!

コメント

  1. […] 13巻の「幸子」の回ではシ村の妻である幸子が娘の美幸ちゃんを連れて「加護の会」にいったまま帰ってきませんでした。 […]

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